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官報に掲載、第1回全国デビューをしたよ。

西村ロベルタです。
ツイッタランドの自己破産の人です。


先日、破産手続開始決定がおりてそのまま手続廃止、という「同時廃止事件」として西村の自己破産は一歩進みました。
まあ、自己破産や個人再生をした(する)人は弁護士さんから聞いてると思うんだけど、まあ、自己破産の場合だと「官報」っていう国が平日オンリーで毎日発行している新聞に2回、住所氏名なんかをしっかり掲載されちゃうんだよね。
まあ、官報を常態的に見てる人は極少数だから、「官報の所為で身内や友達に自己破産がバレたやんか!!」っていうのはまあ無いんで大丈夫ですが。
まあ、友達や身内が金融系のお仕事してて、「官報チェック担当者」でもしていない限り、大丈夫です。
そもそも、これはウチの職場の同僚で試したんだけど、「官報」ってモノがこの世に存在する事すら一人を除外して存在しませんでしたから。


「官報の存在」って、一般人にはそんなものなんです。


過去に西村はインターネット版官報を見た事があって、「ギョェッ!!」ってなったのを覚えています。
だって、個人情報がどーの、とか言ってるこのご時世に、その「真逆」をいくスタイルでしたから。
んで、見てみると、「開始決定日」或いは「免責許可決定日」から2週間後の官報に掲載されちゃうんだよね。


困ったことに、人間には「怖いもの見たさ」という厄介な感情というか、欲求のようなものが湧いてくるんですよ。
んで、西村もご多分にもれず、
「そろそろ開始決定日から2週間だな」
と思って、インターネット版官報にアクセスしてみたんです。(インターネット版官報は、直近90日分の官報の内容が無料閲覧出来ます)
「本紙」は政府の通達やら法改正、司法試験に合格した人達なんかを掲載してるんだよね。
んじゃ、破産や再生関係は?というと、「号外」に掲載されます。
官報のページを開けて、「号外」をクリック。
下へスクロール。
「破産・再生・免責関係」をクリック。
はい、表示。
だけどね、全国の地方裁判所(支部含む)の分が一挙に掲載されてるからね、量も割とボリューミーです。
破産関係は
・破産手続開始決定管財事件
・破産手続開始決定同時廃止事件
の順で掲載されます。
管財事件なんて、管財人の名前もしっかり載ってたよ。(破産管財人とは、裁判所が選任する弁護士さんで、裁判所へ管財人登録をしている人です。海外だと税理士が管財人をしている国もあるそうです。日本では弁護士さんです)
まあ、少額管財事件なのか、通常管財事件なのかはわからないけど、かなりたくさん管財事件が載ってましたよ。


次々とページを進めていく。
すると「破産手続開始決定および破産手続廃止」ってのが出てきて、ここに載ってるのは「同時廃止事件」の破産者の皆さんです。


おさらい事項。
自己破産には個人債務者の場合は2種類あって、「管財事件」(少額管財事件含む)と「同時廃止事件」があります。
前者は「それなりに財産のある人」や「免責不許可事由のための免責調査型」なんかが該当します。
後者は「財産のない人」「免責不許可事由のない人」です。
破産法の第9章に「手続終了」についての記載があるんだけど、それの第216条に
「破産財団をもって破産手続の費用を支弁するのに不足すると認めるときは破産手続開始決定と同時に手続終了をしなければならない」っていう規定があるのね。
開始したかと思ったら、その足ですぐ廃止。
だから「同時廃止」っていうんだよ。
本来なら、破産管財人が就いて破産者の財産調査をして清算手続をするのが自己破産の「流儀」なんだけど、そもそも「なーんもありません」な人にわざわざ管財人をつけて調査をしようにも「なーんもない」だから「骨折り損のくたびれもうけ」になっちゃうよね。
更に、管財事件は引継予納金が少額管財事件で最低20万必要ですから、ただでさえ「なーんもない」という状態の破産者からすれば、別の意味で破産しそうな状況になっちゃいます。
それに、時間もかかるし。
管財人も忙殺されるし。
管財人は弁護士さんなわけだから、普通に法律事務所で相談業務もしていれば、裁判だって行きます。
わざわざコストと時間をかけるのは破産者、弁護士双方にとって、また裁判所にとっても余計な負担がかかります。
それで、「手続簡略化」じゃないけど、そういう運用があるよ、ってことで法律が定めているんだよ。
何事も「シンプル・イズ・ベスト」だね。


はい。


話を元に戻して、西村はインターネット版官報で、同時廃止事件のページで、「自分」を見つけちゃったんです。


個人情報は伏せてるよ。
まあ、これは西村の官報に掲載されたやつなんだけど、「あちゃー」ってなったよ。
まあ、何度も言ってる通り、西村はこの自己破産が終結したら転居する予定なんだけど、問題は毒親所有とはいえ、「先祖から受け継いだ土地」をこんな不名誉なところに載せちゃうなんて、まあやっちゃった感は半端ない。


因みにこれは「第1回官報全国デビュー」ね。
あと、もう1回、「再デビュー」しなくちゃいけない。免責許可時ね。
その「免責許可」のを萬田金融やカウカウファイナンスみたいな業者さんがチェックして、
「ウチなら自己破産者にもお金を貸すよー」
っていうダイレクトメールを送ってくるからね。
絶対に「お誘い」にのってはいけません。
せっかく自己破産した意味がなくなるどころか、リスタートがやれなくなって、人生強制終了します。


画像にある「免責意見申述期間」っていうのは、「債権者が破産者の免責について裁判所へ意見を言うことができる期間」だよ。
法律で「意見申述期間は一月以上」って決められてるんだ。
でも、債権者が普通の貸金業者の場合、意見を言うことは殆どないらしいからね。大抵の人が「時間が過ぎるのを待って」からの「免責」になるみたいだよ。
まあ、職場や友達なんかから借金してる人は裁判所へ意見申述されちゃうかもしれないけど、単に恨みつらみを書き殴った意見申述書は裁判所は華麗にかわしていくからね。
安心してね。
友達や家族からの借金は、免責許可確定後に個人的に返済するのはOKだから、それまで待ってもらうよう交渉しようね。
西村のフォロワーさんの自己破産ライフの人も、免責許可後に個人的に家族への借金を返してるよ。


どうですか?
やっぱり、こういうの怖いかな?
うん。そうだね。
やっぱり怖いよね。
西村自身も「不名誉だな」と思わなくもないよ。
でもさ、これを「逆手に取る」っていう考え方もあるよ。
債務整理をする人の中で、一番多いのは任意整理だそうです。裁判所を通さない、「私的整理」と言われるやつで、財産も残せるし。
でも、過払金が出ないようになってからの取引が殆どだと経済状況によっては利用出来ないこともあるよ。西村がそうだった。
でも、債務整理は任意整理と自己破産だけじゃないんだよ。
「民事再生」ってのがあるよ。個人債務者向けだと「個人再生」って言われるやつね。
条件が揃ってれば、持ち家を残せるし、「少しでも払いたい」とか「自己破産だと制限される職業に就いている」って人にはとてもいい制度だと思うよ。
この「民事再生」(個人再生)については、お勉強してから数回に分けて記事を書くつもり。
ちゃんとアップできるの、いつになるかは不明だけど。


西村は債務整理関連の記事を書くとき、法律的に切り込む時はこうやって六法を調べたメモを書いて、それを「自分の言葉」にトランスレートして書いてるよ。
条文コピペや堅苦しい記事は弁護士さんや司法書士さんにお任せすればいいと思ってる。
西村は司法職ではないからね。
あくまでも「一般の破産者」だから、当事者目線で自己破産ストーリーを綴っていくよ。


西村のこのブログは、他の借金ブロガーさんから比べたら、訴求力なんて殆どないけど、「心の中のこと」や「弁護士さんの対応」など、クライアント目線で「読んでもらえる記事」にしていきたい。


そして…


願いは「届け!借金苦の人へ!!」だからね。
これからも詳らか(つまびらか)にメンタル的な部分も書いていけたらな、と思ってます。


ってことで、第1回官報全国デビューの話でした。
(すごくレアな体験だね。
なかなか体験できる事じゃないよ)

破産手続開始決定がおりたよ

2020年6月19日、
私は「債務者」から「破産者」になった……


西村ロベルタです。
ツイッタランドの自己破産の人です。


先日、法律事務所の人から連絡があり、
「無事に破産手続開始決定がおりましたよ」
と言われました。
管財人の名前や事務所名を言われなかった事で、同時廃止事件であることは直ぐにわかりました。
「8月18日までが免責意見申述期間で、その後免責へ進みます。官報に掲載されるから、ヤミ金からのお誘いは無視してくださいね。郵便物が届いたら捨ててください。そして、多分、必要ないとは思いますが、収支表の記入は続けてくださいね」
事務の人は続けます。
「今回、西村さんは裁判所へ審尋に行かなくてもいいです」


え?
免責審尋、行かなくてもいいの?
なんかびっくり。
東京地裁だと、全件で免責審尋に行かなければならないからね。西村は免責審尋は必ず行かなければならないものだと思い込んでいたんだ。
だからね、「有給の理由」をあれやこれやと考えてたんですよね。
身体はガリだけど、態度はデカイ西村ですが、いくらなんでも有給申請書に「裁判所へ行くため」とは書けないと思っていたからね。
西村「え?有給の理由、あれやこれやと考えてたんですよね…」
事務の人「考えなくてもいいですよ」
西村「そうなんですね。ありがとうございます」
どうやら、弁護士さんの計らいによるところが大きいようです。
西村が不安障害持ちで、緊張するとかなりの確率で発作を起こしそうになったり、精神不安定すぎて裁判所へ呼び出されたりなんかすれば「大変なことになる」ってわかってくださってて、どうやら裁判所へ言ってくださっていたようです。
これの前の記事にも書いたけど、
「申立人はかなり精神不安定なので、裁判所へ呼び出すのは出来る限りやめてあげてほしい」
と弁護士さんは裁判所へ申し入れをしてくださっていたのです。
それに、自発的に反省文を直筆で書いて提出しているあたりで「反省してます」のアピールが出来ていたのもあるのかもしれないです。
略字だらけの続け字だらけだったけど、書いてよかったと思っています。


「今回の件につき、債権者の皆様に返済が出来なくなってしまったことをとても申し訳なく思っております。せっかく、私を信用してお金を貸してくださったのに、返すことが出来なくなってしまったこと、大変心苦しく思っております」


確か、そんな感じで書いたよ。
そりゃ、「信販会社の過剰与信も問題だ」と言えばそうかもしれないけど、「反省文」である以上、「自分が悪かった」を訴求しなくてはなりません。


今でもテレビで債権者の消費者金融のCMを見ると、
「お金を返せず申し訳ございません。自己破産させていただきます。申し訳ございません」
…って心の中で謝ってますからね。
ツイッタランドの自己破産体験者のフォロワーさんじゃないけど、暫くの間は罪悪感が抜けないのかもしれないです。
逆に「自己破産の罪悪感?何それ」って人が居たとすれば、その人が「本当に反省しているのか」が疑わしくなってしまいますね。
少しでも早く、「立ち直り」が出来るよう、マインドセットがやれるといいな、と思っています。


おさらい事項。
自己破産は「民事裁判の一種」です。
だから、「破産手続開始決定」の時と「免責許可決定」の2回、「官報」という、国が発行している新聞(機関誌?)に掲載されます。
住所、氏名、離婚歴のある人はその時の姓、結婚してる人は独身者だった時の姓が「旧姓○○」と名前の後ろにしっかり書かれます。
(西村はバツイチなので、婚姻当時の姓が書かれることになります)
あと、免責前に転居した人は「前住所」と「新住所」の両方が掲載されます。
だから、「新居の住所は官報に書かれたくない!」って人は、免責許可決定後に転居するのを強くお勧めします。(西村はその予定してます)


よく、「結婚や養子縁組をして住所や姓が変わると別人扱いされる」とか思ってる人がいますが、それは絶対にありません。
だって、陳述書に全て記入するもん。
必要とあらば、戸籍謄本も提出することになる場合もあるし。
隠していたとしても、申立前に弁護士さんから再三にわたり、確認が入りますよ。隠し事は絶対にいけません。正直に申し出ましょう。
裁判所に隠し事は絶対に通用しません。 
それどころか、裁判官の心証が悪くなります。
裁判官も弁護士さんも「守秘義務バリバリ」なので、「お漏らし」はしてはいけないんです。
刑法にも抵触するし。




↑これね。
裁判官も弁護士さんも「法曹」です。
「法律知らんかった」
は私たちよりも通じません。(勿論、ウチら一般人とて通じませんが)
だから、これから自己破産する人は、絶対に隠し事はしないでね。


あと、まあ、「オモテの金融さん」は破産者にお金を貸す、なんて絶対しないだろうから、個人間とかヤミ金とか、とりあえず「借入厳禁」と覚えておいてね。
以前、YouTubeで、まあ、その破産者の人は罠にはめられたんだけど、「お金を借りた」って事にされてしまって目の前の免責許可を逃してしまった事例もあります。(その破産者の人、結局はブラック企業も真っ青な労働をして、任意整理で返済したそうです)


転居の際は必ず弁護士さんに前もって伝えてね。
いろんな債務整理関連サイトを見てると、「管財事件の時オンリー」みたく書いてるけど、同時廃止もナイショはいけません。
「官報に新居の住所を書いてほしくない!」
って人は、免責許可後に転居しようね。 


念のため、海外へ行く場合は同時廃止の人も弁護士さんに事前に申し出ておいてね。
まあ、今はコロナの影響で出入国禁止な国もあるだろうけど、仕事がらみが多い人は要注意。忙しさにかまけてナイショはいけません。


あくまでも、「自分は裁判所の管理下にある」事を自覚しようね。


そして、免責許可後、弁護士さんとの委任契約が終了して、「免責確定証明」っていうのが裁判所で取得出来るんだけど、これは自分で裁判所へ行って出してもらうことになるよ。
免責許可決定日から1カ月ぐらいで確定。
ここで初めて「破産者」でなくなるよ。勿論、「債務者」でもなくなるよ。
「自然人」って言うんだって。
免責確定証明は役所の「緊急小口貸付制度」なんかを利用する時に必要だからね。
あと、強制執行されてたんだけど同時廃止だったから抜かれてた給与を貰いに行く時も必要。
西村も自分で裁判所へ行って取得する予定です。
いよいよ、ニュー・スタートの扉を開けて前へ進み出しました。
夏が終わる頃、「自然人」に無事になれるといいな。




「免責審尋に行かなくてもいいよ」と言われたけど、このまま弁護士さんにもう会えないのもさみしいな、とかミーハーなことを考えている西村です。
50代になっても、まだ「ミーハー」が残ってたのね……
まあ、一通り終わったら、事務所に直接お礼に伺おうと考えています。
「暫く、ウチから連絡はありませんが、不明点があれば連絡くださいね」
と事務の人が言ってくれてました。
自己破産って、こうやって進み出すと、特に同時廃止の場合、ほんとに「時間が経過するのを待つ」なのね。(免責調査型少額管財事件の人は定期面談があるので忙しいと思います)
免責許可決定まで、おとなしくしてようっと。

裁判所から説明を求められたよ

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


6月に入り、気候が大嫌いな梅雨に入り、メンタル病みな西村は見事にやられてます。
この時期は「整形外科系の怪我の経験者」なんかも調子が悪いみたいですね。
まあ、西村はそういうのはないんだけど、低気圧で頭痛がしたりメンタルやられる人なんで、いずれにしてもあまり体調は良くないです。
あと、HSPなので「ストレスが体調に出る」というところも手伝って、何故かダル重い感じな毎日を過ごしています。
皆さまにおかれましても(なんだ?この堅苦しい表現…)ご自愛くださいね。


はい。


先日、またまた法律事務所から連絡があり、その日は西村の仕事の都合で折り返しがやれず…
次の日、折り返したら、いつもと違う事務の人(担当者じゃない人)が電話に出たんです。声の感じからして、西村の担当者よりもかなり若い感じの男性でした。
その時のやり取りがこれ↓


西村「あの…昨日、連絡いただいたのですが、仕事が忙しくて電話の確認したのが今日で…」
事務さん「あ、西村さん。なんかね、裁判所から確認事項がありましてね。費目のひとつが2ヶ月連続でちょっと出費が多いの何故?ってことで…」
西村「なんなんですか?」
事務さん「被服代ですね。そもそも2ヶ月連続で1万円を超える出費はおかしいのでは?と裁判所が。それでその確認だったんです」
西村「裁判所が文句を言ってるんですか?そもそも私はあまり食費を使わない分、別のことに使いますよ。それに、その出費は必要分なんですがね」 (この時、既に西村は事務さんに突っかかりモード)
事務さん「2ヶ月連続で服を1万円を超えるところまで購入するの?って話なんです。まあ、担当者が今、別件で対応中なんで、あとで連絡させます」


ここで西村も「わかりました」と言えばいいものを、そうはいかなかったメンタリティだったんです。
「女性が服を買って何が悪い!!うるせーんだよ!!」←脳内の声


西村「要らないものなんて買ってませんよ。そもそもなんなんですか?」(この後に『バカにしてるんかよ?』と言いたくなるの必死で堪えてました)
事務さん「とにかく、後で担当者に連絡させます。出費が不自然なんですよ。ただそれだけです」
西村「はあ?!?!あなたに何がわかるの?」
(西村、既に脳内でゴングが鳴ってる)
事務さん「まあ、とにかく担当者に連絡させます。失礼します」
西村「ちょっと、待って…」
事務さん「失礼します」
強引に電話を切られてしまいましたとさ。


なんかムカつく!!
借金の整理を依頼している身で不謹慎なのは百も承知ですがね。


暫くすると、いつもの担当者の人(西村が『事務の人』って書いてる人です)から直ぐに電話がかかってきました。
事務の人「すみません、西村さん。裁判所から確認事項があるんです」
西村「あ~~、さっき言われました。なんか裁判所は私を疑っているそうですね?」
(毎度ひねくれまくるメンタル病み度全開な西村)
事務の人「いえ、そういうことじゃないんです。じつは、被服代が2ヶ月連続で1万円を超える出費になってる件で…」
西村「それなら収支表の備考欄に制服代である旨を記入しましたけど?」
事務の人「そうなんですが、あの、これは『文句』ではなくて、『確認』ですからね。落ち着いてください」
西村「私の制服はナース服の上衣なんで、普通に1着六千円はするんです。春夏物の購入をそれぞれ3月と4月に一枚ずつ。それと、あとは借金苦だった頃に日常着や下着が全く買えず、ぼろぼろで家人から買い直しを命じられたんです。こんな汚いと洗濯物を干すのがカッコ悪いと…それに私も職場で着替えをする時、他の女性スタッフの目を気にしてトイレで着替えていたレベルでしたから。それで出費が増えただけです」
事務の人「そうなんですね。春夏物の制服の購入と、家人からの指示による日常着と下着の買い直し、という事ですね?」
西村「はい。5月からはそれこそ1着五百円とかのTシャツをちょっとしか買ってないんで三千円ぐらいに収まるように気をつけていますよ。セール品狙ってます」
事務の人「わかりました。それならそれでいいんです。ご存知の通り、裁判所はとても厳しい場所なんです。それで本人から説明を受けておくように指示されましてね。決して西村さんが浪費してる、とかそういう意味ではないんです」
西村「もしかして、裁判所は私に破産手続を認めたくない、とかなんですか?例えば個人再生にせよ、とか、取り下げろ、とか…」
事務の人「いいえ、とんでもない。西村さんに破産手続開始決定をおろしてあげたいからこその確認なんです。西村さんは優秀な申立人ですよ。中には娯楽費や嗜好品代が2ヶ月連続で高くて確認しまくらないといけない申立人もいますから。それこそ浪費じゃないですか。西村さんの場合は必要な出費だから大丈夫ですよ」
西村「本当ですか?管財人つけるぞ!とかじゃないですよね?」 
事務の人「違いますよ。大丈夫です」 
西村「じゃあ、親の通帳を提出出来なかった事とか…」(親には協力は全くしてもらえなかった)
事務の人「違いますよ。大丈夫です。それよか、もうね、これからは他の者と話さなくてもいいです。私が居なければ、後で連絡くださいと伝えてもらえると助かります。いいですね?」
どうやら、さっきの若い事務さん、西村と喧嘩寸前になったの言ったみたいです。それに、メンタル病みは時としてイライラするとオフェンシブになるのもわからなかったかもしれないね、まだ経験が浅そうだったし。
西村「わかりました。すみませんでした…」
事務の人「謝らなくてもいいですよ。破産手続開始決定がおりたら、また連絡しますね」


…とまあ、担当者の人はいつも精神不安定な西村に寄り添ってくださいます。扱いにくいクライアントで申し訳ない。
西村に「喧嘩売られそうになった」事務さんは他にも居るんですけど、ほんとに申し訳ない…
因みに、西村は事務さんが女性だと高確率で「喧嘩上等」になるので、「女性スタッフからの連絡禁止」の措置が取られているみたいです。弁護士さんすら男性しか西村には関与しないように気を遣ってくださっています。
まあ、この前の「訴訟委任状」には女性弁護士さんの名前もあったし、アドバンスで唯一の認定司法書士さんも女性だけど名前が載っていました。
なんていうのかね、「女の敵は女」って言葉があるように、西村は過去に陰湿なイジメを同性である女から受けてきた経緯があって、そこがトラウマになってるもんだから、「臨戦態勢」になっちゃうんだと思うんです。
しかし、弁護士さんぐらいには心を開こうよ、西村。(西村はセンシティブな問題を女性に話すのは看護師さんや精神保健福祉士さんぐらいしかやれない。あとは本気で信頼できるごく少数の女友達)


いつも店でお客様が
「あなたが女性でよかった。相談しやすいもん」
って言ってくれるの忘れたの?


…とまあ、説明はきちんと出来たし、法律事務所の人も納得してくれてたので、あとは弁護士さんがちゃんと裁判所に説明してくれるでしょう。
何度も言うように(言ってなかったらすみません)
裁判所から説明を求められた時、拒否をしてはいけません。申立人(破産者)の「義務」です。
これは管財事件の際の「管財人への説明」も同様です。
偽証や拒否は厳禁です。


ひぇ~~厳しいなぁ。


はい。


この一件があってから、西村のメンタルは一気に下降線の低空飛行へ突入。
なんか、裁判所関連は一気にエネルギーを吸い取られてしまいます。
まあ、事務の人も言ってたけど、
「申立人は精神不安定で体調を崩しやすいので、裁判所へ呼び出して審尋するのはやめてあげてほしい」
と弁護士さんが裁判所へ言ってくれてるらしくて…


どれだけ気を遣ってもらってるんだ?西村。 
ほんと、機能不全家族に弁護士さんの爪の垢でも煎じて飲ませたいわ。


本来なら、身内が味方をしてくれて然るべきことも、いつも西村は専門家に助けてもらいながら一人で対峙してきました。
かつて、介護士してた時に鬱病になって休職した時も、ウチの家人は怒るだけ怒って、文句を言うことしかしなかったからね…
こんなのだから、自己破産なんて言ったらもう、メンタル的に殺される…


機能不全家庭の出自の者は高確率でアダルトチルドレン(AC)になるとも言われています。
いろんな簡易的な診断がやれる精神医学系のサイトでテストしてみるんだけど、高確率で「アダルトチルドレンの可能性があります」の判定になるもんね。
そこに裁判所へ提出した診断書には「発達障害の疑い」とか書いてあるからね。(こちらも簡易診断テストで高確率で注意欠陥障害の可能性大の判定が出るんです)


しかし、よくこんな軟弱メンタルでここまで来られたよな。
仕事もうまくいかず、そのストレスで休んでしまう日もあるレベルで現在しんどい…


まあ、こんなのだけど、生きてる限り、「誰かの必要」に応えられる日も来るのかな?


しばらくの間、ツイッタランドにネガティヴツイートを投下するかもしれないけど、 
「西村さん、今日も病んでる?また元気になるよね?」
と軽くスルーして画面をスクロールしてやってくださいませ。


自己破産の件は進捗状況を免責確定するその日まで、書いていくからね。





自己破産申立~ニュー・スタートへの扉

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


なんか、急に暑くなって、熱中症にまで気を張らないといけない毎日…
海外の人と同じく、マスク着用の習慣が殆どない西村にとって、勤務中のマスク着用義務化はインフェルノです。午後からマスクが湿気が多い状態になると、高確率で酸欠しそうになります。
あと、喉の渇きに気づきにくいので、水分補給は意識的に行いましょう。


はい。


5月26日、法律事務所の人から連絡がありました。
「本日、(西村が居住する地域の管轄の)地方裁判所へ自己破産の申立を行いました」
そうです。
この記事の前の記事で最終確認をした書類たちが遂に裁判所へ送られて行きました。


申立です。


いよいよ…というか、遂に。
なんかね、心臓がバクバクしてね、少しの間だけど物事が手につかなかったよ。
法律事務所の人と話してる途中でスマホを落とすかと思ったもん。
「裁判所が追加で家計収支表の提出を求めてくるかもしれないので、記入しておいてくださいね。もし、指示があれば直ぐに提出出来るように保管しておいてください」
っていう指示が続いて入ったよ。
大丈夫。ちゃんと書いてます。
申立の準備中に家計簿をつけるのやってたら楽しくなってしまってね、
「申立後も続けよう」
って思ってたからね。ちゃんと継続していたんですよ。よかった。
んで、固定費は指定の用紙に既に転記済みです。(保険代とか間借り賃とかね)
間借り賃ってなんじゃい?
あ、西村は「家計負担金」という名の間借り賃を親に払って、機能不全家族から生活スキルを搾取されながらなんとか実家に一部屋だけ居場所を「借りて」います。
こんなのだからね、発言権とかは殆ど無いのよ…
弁護士さんが書いてくれた陳述書の通りでございます。


世間でいろいろ言われてる「定額給付金」ね。
あれは「世帯主の口座」に入金されるでしょ?
西村は世帯分離をしているからね、ちゃんと西村の分は西村の口座へ入金されます。
世の中では、奥さんに給付金を渡さないクソ旦那とか居る中で、世帯分離しといて大正解だったな、と安堵しております。
破産者はお金がないからね。
ほんとに助かります。賞与なしな非正規労働者にも「恩恵」は在る時は在るのです。


話が逸れました。


んでね、
「申立がされた」ってことは、即ち、「西村はニュー・スタートへの扉を開ける」ってことね。
この後は裁判所サイドで手続きがなされていきます。まあ、今はコロナの影響で裁判所も職員数が少ないらしいので、破産手続開始決定までは例年よりは時間がかかるかもしれないです。
まあ、関西の田舎の地方裁判所、しかも支部だから、他に破産や再生の申立が多くなければ割と早く手続開始決定がおりると思います。


破産手続開始決定をもって、西村は法律上「破産者」になります。


一応、同時廃止で申立をしましたが、これも裁判所がこのまま通すか、管財事件にシフトするのかを決めるんです。
まあ、弁護士さんは
「9割方、同時廃止でしょうね」
と言ってくれてたんですよね。
「無所有」だし、ローンは厳密には「買い物」だから免責不許可事由ではあるけど、「契約強要・過量販売被害」ってことで、弁護士さん的には充分に「弁護の余地あり」だし。
まあ、西村が
「先生(西村は弁護士さんをこのように呼ぶ)はそう言ってくれてるけど、裁判所が決めるから…」
と言ってたら、弁護士さんはちょっと笑ってたけどね。
同時廃止になりますように。
折角の定額給付金、引継予納金に化けさせるの嫌よ。あれはアパートの権利金なんだから!
(権利金=敷金などの入居費用のことです)


西村はこれまでに数回にわたって自己破産の手続きの流れなんかを書いてきたんだけどね、先日「強制執行と破産手続」ってことで調べてたらね、この「強制執行」が止まるタイミングが管財事件と同時廃止では違うんです。
先ずは管財事件。
管財事件(少額管財事件含む)の場合、管財人の弁護士さんが強制執行を許可した裁判所へ執行停止を求めていくんですね。申立をする、っていうのかな?それに対して執行許可を出した裁判所は直ぐに停止をしないといけないわけね。
んで、強制執行が停止されて、申立人は給与を満額受け取れるようになる。
そうでないとキツイよね。ただでさえ、お金がないんだから。
いろいろ制約が多い管財事件だけど、こういった「メリット」もあるんだって。


お次は同時廃止。
同時廃止の場合は、強制執行自体は停止するんだけど、給与が満額受け取れるのは「免責許可確定後」なんです。なんでも、昔の自己破産だと同時廃止では強制執行されながら免責手続きだったからね、強制執行を解くために管財事件にしていた事例もあったそうです。
じゃあ、そのお金は何処へ行くの?
ご安心ください。債権者の所へは行かないで、供託所に行くんです。法務局ね。或いは申立人が勤務する職場の経理がプールする場合もあるんだよ。免責不許可になった場合、債権者に渡す為ね。
免責許可通知が来て、免責許可確定後、申立をした裁判所に「自分で」申し出て「免責許可確定証明」(名称が間違ってたらごめんなさい)を発行してもらい、法務局へ提出すれば破産手続開始決定から免責許可確定までの「抜かれてた給与」は受け取れます。(職場の経理がプールしてた場合は職場の経理に提出してね)
免責審尋から1週間くらい後に免責許可が出て、そこから2週間後に2度目の官報全国デビュー、更に2週間で「確定」となります。(ここは管財事件も共通です)
弁護士さんが関与してくれるのは「免責許可(或いは不許可)迄」です。
西村が依頼した法律事務所も同じく。
通知書やいろんな書類で返却するものは全て返却されてくるので、免責確定証明は自分で裁判所へ行って出してもらいます。確か、ちょっとだけ手数料がかかると思ってます。数百円かな?


「免責」とは「責任を免れる」ということで、「返済義務からの解放」です。
自己破産の目的は、この免責にあると言ってもいいです。
(法人破産の場合は免責手続き自体が存在せず、法人は債務と共に消滅するので、この部分が個人の自己破産とは違うんですが、いずれにせよ「借金チャラ」は変わりません)


免責許可から5年から10年は新たな借入は勿論のこと、クレジットカードも作れません。
だから、「借金グセ」を治す(直す)チャンスだと捉えて、「貯金体質」にトランスフォームしないと急な出費の時に困窮することになります。
まあ、支払い不能な借金を抱えて疲弊してるぐらいなら、法的整理で一旦きれいに清算して、「ニュー・スタート」を切ってほしいと思うし、実際に西村もそうなんです。


誰ですか?
「自己破産なんかしたら一生立ち直れない」
なんてなことを言ってるのは。


六法にもある通り、「経済的再生を目的とする」のが自己破産です。


西村は漸く、ニュー・スタートへの扉を開きます。


これからも進捗を書いていきますね。




↑フォロワーさんで自己破産体験者の方が出された著書です。難しい法律系の書籍とは違って読みやすいからオススメ。
Amazonで購入できます。
西村もAmazonで購入しました。


あと、ネット検索で「教えて!債務整理」で検索すると、とても詳しく書かれたサイトさんがあります。(URLをコピーするの忘れた…)
西村の債務整理の知識はそのサイトさんからのものも多いよ。
是非、検索してね。(自分でアクションさせる横道な西村…)


自己破産は人生の終焉じゃないよ。
ニュー・スタートだよ。



申立前の書類最終確認に行ってきたよ

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


更新、遅くなりました。
5月22日、申立前の書類最終確認に行ってきたからね、その時の報告です。


不安で不安で仕方なかった「その日」がやって参りました。
法律事務所から呼び出しがあったからね、苦手な早起きをして「県境をまたいでの移動は自粛を」とかなんとか世間で言ってるのは一旦置いといて、例の自己破産の手続きをお願いしている法律事務所(大阪)まで行ってきたよ。
もしもなんか言われたら、
「裁判の書類の件で弁護士に会うため」
と答えればいいんですからね。
虚偽のない「正当な理由」ですよ。それも、人生を左右する重大な、ね。
まあ、そんな必要はどこにもなかったけどね。
ってか、電車は割と人が多い感じだったよ。
県内の駅で降りる人なんて少数だったし、どっちかと言えば、乗ってくる人(そして京都とかで降りる人)のほうが多かったよ。平日たからね。みんな仕事関係だったと思うよ。スーツ姿の人も多いし。テレワークの導入なんて無理な業種もあるからね。(西村もそんなひとりです)


「遅れちゃいけない!遅刻厳禁!!」
寝坊しないように、前日から強めの自己暗示をかけていたからね、予定よりも早く起きられた。
んで、休日に早起きなんて殆どしない西村の生態を懐疑的に見るオカンの視線や言葉をかわして、
「急げ~~!!Hurry up!!」
で駅にも早く着いた。まあ、「電車の時間を間違えた」ってことね。 
こういう風に言うと「遅刻」を連想しちゃうけど、西村は「早いほう」へ間違えた。
まあ、それは悪くないよね。
んで、予定より1時間ぐらい早く大阪駅に着いたからね、リラックスも兼ねて法律事務所が入居するビルの下の階で営業している喫茶店でコーヒーと食べ物少しをチャージ。
今回は駅の構内で迷わなかったです。
どうやら慣れた?もう、慣れる必要なさげなんだけどな。
4回目だもんね、ここに来るのも。さすがの西村も慣れるみたい。


でも…


緊張度は脳内メーターが上がってくるんですよね。予約時間が近づいてくるとドキドキする。同じ「ドキドキ」でも、「法律事務所へ行く」だなんて、夢がないよね。
うん。
だけどね、今日は「Primeiro Passo(最初の一歩)」なんだよ。
「ニュー・スタートへの扉を開ける」第一歩ね。
事務所で過呼吸発作を起こさないように、精神科で処方された「不安発作時」のおクスリを投入、
「落ち着け、自分」
って暗示をかけて…いつも通り、エレベーター(乗り換えあり)で15分前に法律事務所へ着いた。
ひと呼吸して、ドアを開けて、いつもの「呼び出しピンポンボタン」を押すと…
事務のお姉さんが出てきてくれて、これまた、いつもの相談室へ通された。
あ、今日は呼び出しピンポンボタン、バコッ!って外れなかったです。リャンメンテープ(大阪では両目テープのことをこのように言う)を新しいやつに貼り直したのかな?


待つこと少し。


途中、いろんな思いがわいてくるんだよね。
紆余曲折、とうとうここまで来たよ、的な…
そして、何故か泣けてくる…
西村がこれから目を通す書類はリアルに裁判所へ提出する書類。言ってみれば「裁判の書類」です。
あ、言っときますが、自己破産も立派な「裁判」です。六法にもある通り、「口頭弁論を経ずに開始できる」という裁判ね。だって「裁判所へ申立をして裁判官にジャッジされる」わけだからね、裁判なんだよ。実際、「裁判手続き」って、これまた六法に書いてあるし。自己破産だけじゃなくて、民事再生(個人再生)もだよ。
「裁判」って聞くと、
「原告は訴状の通り、陳述しますか?」
「はい、陳述します」
「被告は答弁書の通り、陳述しますか?」
「はい、陳述します」
第1回口頭弁論開始…
っていうシナリオになるけどね。
まあ、その部分がない、ってだけね。
西村の代わりに陳述してくれるのは陳述書。
そして、弁護士さんが裁判所へ説明を入れるのが「弁護活動」だよ。
自己破産や民事再生は「口頭弁論のない裁判」だよ。「裁判手続きによる債務整理」だよ。
意外?
西村も最初は「え?!?!さいばん?!?!」って思ってたからね。


しばらくすると、担当の事務の人が書類を持って相談室に入って来た。
事務の人「西村さん、こんにちは。ご来所、ありがとうございます」
西村「あ、いつもお世話になってます。宜しくお願いします」(ペコリ)
こんな感じでいよいよ「第一歩」が始まる…
「早速ですが…」
と事務の人はたくさんの書類をテーブルの上に置いていく。クリアファイル3冊くらいあったよ。
その一番上にある書類に西村の目が留まった。
「破産・免責申立書(同時廃止)」
って書いてあるよ。
(一応、裁判関係なので、画像ないよ)
それを見たとたん、ヘタレな西村は怖くなってしまった。とうとう、やるんだ申立。
西村「なんか、怖いです……」
そして、案の定、泣き出してしまったの。
事務の人「大丈夫。大丈夫ですよ」
西村「でも、申立だなんて怖いです…」
事務の人「言葉が重いからね…でも大丈夫ですから」
そう言って、いつものように寄り添う姿勢を見せてくれる事務の人。
西村「ごめんなさい…」
事務の人「落ち着いてくださいね。深呼吸しましょう」
西村「は…はい…」
ほんとにおバカなクライアントで申し訳ない。西村が不要な恐れを抱かずに自己破産の手続きに臨めるように弁護士さんと一緒に寄り添ってくださる姿勢には感謝しかありません。
少しして、
事務の人「大丈夫ですか?」
西村「大丈夫です。頑張ります」
事務の人「では、始めましょう」


改めましてで膨大な書類。
破産・免責申立書に始まって、西村が提出したボロ車の車検証のコピーやら住民票やら病院の領収書やら…
「ご自宅の登記、こちらで謄本を取らせていただきました。無資産証明書が出せない県だと聞いていたので、登記謄本をもって『申立人の財産じゃないです』を証明します」
そうなんです。西村の居住する県は無資産証明書は発行していないんです。東京地裁に申立をする人なんかだと提出するんだろうけどね。
役所の職員に言ったけど、
「他にもそういう人が居ますが、うちの県では発行していないんです」
の一点張り。
(でも、西村と同じ事を役所に申し出る、なんて、破産手続なのかな?)
だから、この場合は土地の登記謄本を提出してそれが「申立人名義ではない」という証明にするんです。ま、「動かぬ証拠」ですよね。
因みに西村家の不動産は、土地→父名義、家本体→弟名義で、西村本人が登記簿に名を連ねるものは一切存在しません。
つまり、「失うもの」は何もないんです。
西村はこれを「無所有の幸い」と呼んでおります。
「無所有」であるからこそ、固定資産税も払わなくていいご身分だもんね。


あと、車は初年度登録が8年前の軽自動車。資産価値はゼロ。堂々と「自由財産」になってくれます。(関西では一部の車両を除き、初年度登録年月で資産価値を決めるんです)
まあ、「一年落ちで購入したこと」「7年前に購入してローンは完済してること」「その時の債権者名」は訊かれましたが。


かつては「ちょっとだけ価値が自由財産の規定オーバーよ」って場合に「按分弁済」という制度があったのよね。まあ、これはオーバーしてるのが例えば数万円なら「オーバーしている財産の価値分を積み立てる」という方法を取って同時廃止にしてたんだよね。例として車の価値が23万円なら自由財産の「20万円基準」を少しオーバーしてるから「23万円を裁判所へ積み立て差し出す」という方法を取って同時廃止。
でも、現在では最後までこの制度を採用していた大阪地裁も平成29年9月末で按分弁済を廃止、日本で按分弁済を採用している裁判所はゼロになった。20万円基準を超える財産が一個でもあれば、問答無用で管財事件になります。
まあ、「自由財産拡張申立」ってのはやれるけど、「申立人、若しくは申立人の家族が使用するんだけど障がい者向けの改造がしてあって通院の移動に欠くことが出来ない」などの理由がないとダメですが…
いずれにせよ、この自由財産拡張申立をする為には管財事件にしなければなりません。


んで、西村の場合はこれまた無関係。
世間様から見れば「みすぼらしい」部分が自己破産では「強み」になるのね。なんだか複雑…


お次。


待ってました、陳述書。
事務の人が読み上げていくので一緒に目を通しながら「それでOK」かを確認するのよ。
西村ね、この陳述書の仕上がり具合に弁護士さんの「弁護士は申立人の味方です」っていうスタンスを強く感じたよ。
「書かれていたこと」の大体。
・申立人は非正規労働者で離婚歴もあり、家人より「そのような者は人に非ず」と罵倒されている
・精神疾患に罹患しており、判断力の欠如から負債の計算が出来ない、或いは極めて困難であった
・和服販売店では、申立人の精神疾患の故の弱点につけ込む形で過量販売がなされ、申立人は判断力の低下と購入取り消しの連絡をする等の行動に出る事が極めて困難であった
・精神疾患罹患当時の借入は家人がさせた
・過量販売で購入を迫られた物品は査定の結果、どれも数千円しか査定額がつかなかったし、販売店サイドも退去妨害や契約強要で申立人の帰宅を妨害し、強く出られない申立人を精神的に更に追い込んで購入を次々と強要した
・返済は有用の資を限度ギリギリまで抑えてまで努力していた
・私的整理(任意整理)をもって返済をしようとしたが不可能だった
・家人がクソ(ごめんなさい、ここは西村の言葉で書いてます)とにかくクソな機能不全家庭で肩身がせまい生活を強いられている
・頼れる者は皆無


…とまあ、ボロクソレベルで仕上げられていて、不謹慎ながら笑えてしまうレベルで別の意味でびっくりでした。まあ、事実に変わりはないんですけどね。
Twitterのフォロワーさんの自己破産体験者の人が「陳述書を見ると気分が重くなるかも」ってリプライくれていたけど、ごめんなさい、西村は嬉しかったです。
西村が「機能不全家庭の住人で精神疾患持ち」っていうミジメさも、弁護士さんの手にかかるとこんなに真面目にボロクソなのね。
これが如何に裁判官の心証に訴求できるか、を弁護士さんは経験則からよくご存知なんですね。


一通り、書類に目を通すと、事務の人から
「提出書類の内容は事実であり、虚偽の申告はありません」
という書類を渡されて、そこに署名捺印したよ。
あと、「訴訟委任状」も新しいやつに署名捺印したよ。
西村の自己破産は「弁護士法人」に受任してもらってるからね、本部(東京)の弁護士さんが増えたからそれで書き直しだったみたい。
まあ、「申立代理人」として大阪事務所の所長弁護士さんの名前が代表する形で書いてあったよ。だって、西村に自己破産を勧めたの、所長弁護士さんだもん。(弁護士さんの世界では、所長弁護士は『ボス弁』というのだそうです)




↑こんなの貰ったよ。自己破産手続きの流れ。
西村の乱筆で書き込みがしてあるのはご愛嬌。


あと、裁判所が追加で終始表の提出を要求する事がある、とのことで、家計簿の記入は継続するよう指示されました。




↑これね。関西の地方裁判所が指定する書式の家計収支表です。申立書と一緒に出したやつと同じものです。


気になってた「弁護士さんからの重要事項」は…
・管財事件になった場合、管財人に郵便物が転送され、中身を確認される
・自己破産手続きを行うことにより、一部職業に制限がかかること(西村はこれは無関係です)
・裁判所が指定する期日に出廷すること
などなど、どっちかと言うと「確認事項」的な感じで、これも「OKサイン」したよ。
怒られなくて、ホッとした…(まあ、怒られるような事は何もしていませんが)


あと、「保証人のついている負債は本当にないか」「担保や抵当がとられてる負債はないか」「誰かの保証人になっていないか」「租税の滞納は本当にないか」などの再確認が入りました。
大丈夫です。そういうのはありません。


あと、通帳のコピーも提出するんだけど、某マルチ商法の会社からの引き落としが、殆ど入出金をしていないゆうちょ銀行の口座にあったのを突っ込まれたぐらいかな?まあ、もうかれこれ8年前のだし、(西村はゆうちょ銀行の口座の入出金を殆どしていないため、まだ履歴が残っているのだ)既にやめていること、西村はアップラインではないことも説明したよ。
裁判所はマルチ商法を良く思わないんです。しかも、これで負債が増えてたとすれば、心証も悪くなるそうな…
大丈夫です。義理で一年間だけ友達に頼まれて会員していて、自分の物を数点購入していただけですから。
あと、ドメインの更新代を引き落としてる業者名がちょっとけったい(関西弁で奇妙な)名前の業者名だったんで、これも訊かれたから
「いつぞや、許可を申し出たドメインの更新代です」
と説明してOK出たよ。よかった。


西村、よく頑張りました。
誰も褒めてくれないから、自分で褒めておきます。
精神疾患をかかえ、HSPでありながら、人生最大級とも言える自己破産を決意し、泣いて恐れて悲嘆して紆余曲折あったけど、漸くここまで来ました。


確認した全ての書類は月内に裁判所へ郵送されて「自己破産申立」となります。


追記: 別に西村は依頼されたわけではなかったのですが、「反省文」を直筆で書いて提出しました。とにかく、謙虚な姿勢と今後はこのようなことは二度としないよう、質素倹約、身の丈に合った生活を送る所存…というのを訴求する内容で。
過去に閲覧した自己破産体験者のブログやYouTubeで「反省文を出してください」って言われた、というのを見たので、自発的に。
「なかなか自発的に書いてくれる申立人は居ないんですよ。これも提出しますね。西村さんはとても真っ直ぐな人ですね」
と弁護士さんからの褒め言葉。
どうやら、西村はレアケースなようです。レターケースではありません。レアケースです。


いよいよ申立。
ニュー・スタートの扉を開けるよ!





プロフィール

西村ロベルタ

Author:西村ロベルタ
毛皮、動物実験、娯楽の為の動物利用、殺処分など、この世は関心を持たなければ分からない事がたくさんあります。「いつもの視点」を少し変えてみて下さい。
菜食主義者。

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