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破産手続開始決定がおりたよ

2020年6月19日、
私は「債務者」から「破産者」になった……


西村ロベルタです。
ツイッタランドの自己破産の人です。


先日、法律事務所の人から連絡があり、
「無事に破産手続開始決定がおりましたよ」
と言われました。
管財人の名前や事務所名を言われなかった事で、同時廃止事件であることは直ぐにわかりました。
「8月18日までが免責意見申述期間で、その後免責へ進みます。官報に掲載されるから、ヤミ金からのお誘いは無視してくださいね。郵便物が届いたら捨ててください。そして、多分、必要ないとは思いますが、収支表の記入は続けてくださいね」
事務の人は続けます。
「今回、西村さんは裁判所へ審尋に行かなくてもいいです」


え?
免責審尋、行かなくてもいいの?
なんかびっくり。
東京地裁だと、全件で免責審尋に行かなければならないからね。西村は免責審尋は必ず行かなければならないものだと思い込んでいたんだ。
だからね、「有給の理由」をあれやこれやと考えてたんですよね。
身体はガリだけど、態度はデカイ西村ですが、いくらなんでも有給申請書に「裁判所へ行くため」とは書けないと思っていたからね。
西村「え?有給の理由、あれやこれやと考えてたんですよね…」
事務の人「考えなくてもいいですよ」
西村「そうなんですね。ありがとうございます」
どうやら、弁護士さんの計らいによるところが大きいようです。
西村が不安障害持ちで、緊張するとかなりの確率で発作を起こしそうになったり、精神不安定すぎて裁判所へ呼び出されたりなんかすれば「大変なことになる」ってわかってくださってて、どうやら裁判所へ言ってくださっていたようです。
これの前の記事にも書いたけど、
「申立人はかなり精神不安定なので、裁判所へ呼び出すのは出来る限りやめてあげてほしい」
と弁護士さんは裁判所へ申し入れをしてくださっていたのです。
それに、自発的に反省文を直筆で書いて提出しているあたりで「反省してます」のアピールが出来ていたのもあるのかもしれないです。
略字だらけの続け字だらけだったけど、書いてよかったと思っています。


「今回の件につき、債権者の皆様に返済が出来なくなってしまったことをとても申し訳なく思っております。せっかく、私を信用してお金を貸してくださったのに、返すことが出来なくなってしまったこと、大変心苦しく思っております」


確か、そんな感じで書いたよ。
そりゃ、「信販会社の過剰与信も問題だ」と言えばそうかもしれないけど、「反省文」である以上、「自分が悪かった」を訴求しなくてはなりません。


今でもテレビで債権者の消費者金融のCMを見ると、
「お金を返せず申し訳ございません。自己破産させていただきます。申し訳ございません」
…って心の中で謝ってますからね。
ツイッタランドの自己破産体験者のフォロワーさんじゃないけど、暫くの間は罪悪感が抜けないのかもしれないです。
逆に「自己破産の罪悪感?何それ」って人が居たとすれば、その人が「本当に反省しているのか」が疑わしくなってしまいますね。
少しでも早く、「立ち直り」が出来るよう、マインドセットがやれるといいな、と思っています。


おさらい事項。
自己破産は「民事裁判の一種」です。
だから、「破産手続開始決定」の時と「免責許可決定」の2回、「官報」という、国が発行している新聞(機関誌?)に掲載されます。
住所、氏名、離婚歴のある人はその時の姓、結婚してる人は独身者だった時の姓が「旧姓○○」と名前の後ろにしっかり書かれます。
(西村はバツイチなので、婚姻当時の姓が書かれることになります)
あと、免責前に転居した人は「前住所」と「新住所」の両方が掲載されます。
だから、「新居の住所は官報に書かれたくない!」って人は、免責許可決定後に転居するのを強くお勧めします。(西村はその予定してます)


よく、「結婚や養子縁組をして住所や姓が変わると別人扱いされる」とか思ってる人がいますが、それは絶対にありません。
だって、陳述書に全て記入するもん。
必要とあらば、戸籍謄本も提出することになる場合もあるし。
隠していたとしても、申立前に弁護士さんから再三にわたり、確認が入りますよ。隠し事は絶対にいけません。正直に申し出ましょう。
裁判所に隠し事は絶対に通用しません。 
それどころか、裁判官の心証が悪くなります。
裁判官も弁護士さんも「守秘義務バリバリ」なので、「お漏らし」はしてはいけないんです。
刑法にも抵触するし。




↑これね。
裁判官も弁護士さんも「法曹」です。
「法律知らんかった」
は私たちよりも通じません。(勿論、ウチら一般人とて通じませんが)
だから、これから自己破産する人は、絶対に隠し事はしないでね。


あと、まあ、「オモテの金融さん」は破産者にお金を貸す、なんて絶対しないだろうから、個人間とかヤミ金とか、とりあえず「借入厳禁」と覚えておいてね。
以前、YouTubeで、まあ、その破産者の人は罠にはめられたんだけど、「お金を借りた」って事にされてしまって目の前の免責許可を逃してしまった事例もあります。(その破産者の人、結局はブラック企業も真っ青な労働をして、任意整理で返済したそうです)


転居の際は必ず弁護士さんに前もって伝えてね。
いろんな債務整理関連サイトを見てると、「管財事件の時オンリー」みたく書いてるけど、同時廃止もナイショはいけません。
「官報に新居の住所を書いてほしくない!」
って人は、免責許可後に転居しようね。 


念のため、海外へ行く場合は同時廃止の人も弁護士さんに事前に申し出ておいてね。
まあ、今はコロナの影響で出入国禁止な国もあるだろうけど、仕事がらみが多い人は要注意。忙しさにかまけてナイショはいけません。


あくまでも、「自分は裁判所の管理下にある」事を自覚しようね。


そして、免責許可後、弁護士さんとの委任契約が終了して、「免責確定証明」っていうのが裁判所で取得出来るんだけど、これは自分で裁判所へ行って出してもらうことになるよ。
免責許可決定日から1カ月ぐらいで確定。
ここで初めて「破産者」でなくなるよ。勿論、「債務者」でもなくなるよ。
「自然人」って言うんだって。
免責確定証明は役所の「緊急小口貸付制度」なんかを利用する時に必要だからね。
あと、強制執行されてたんだけど同時廃止だったから抜かれてた給与を貰いに行く時も必要。
西村も自分で裁判所へ行って取得する予定です。
いよいよ、ニュー・スタートの扉を開けて前へ進み出しました。
夏が終わる頃、「自然人」に無事になれるといいな。




「免責審尋に行かなくてもいいよ」と言われたけど、このまま弁護士さんにもう会えないのもさみしいな、とかミーハーなことを考えている西村です。
50代になっても、まだ「ミーハー」が残ってたのね……
まあ、一通り終わったら、事務所に直接お礼に伺おうと考えています。
「暫く、ウチから連絡はありませんが、不明点があれば連絡くださいね」
と事務の人が言ってくれてました。
自己破産って、こうやって進み出すと、特に同時廃止の場合、ほんとに「時間が経過するのを待つ」なのね。(免責調査型少額管財事件の人は定期面談があるので忙しいと思います)
免責許可決定まで、おとなしくしてようっと。

裁判所から説明を求められたよ

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


6月に入り、気候が大嫌いな梅雨に入り、メンタル病みな西村は見事にやられてます。
この時期は「整形外科系の怪我の経験者」なんかも調子が悪いみたいですね。
まあ、西村はそういうのはないんだけど、低気圧で頭痛がしたりメンタルやられる人なんで、いずれにしてもあまり体調は良くないです。
あと、HSPなので「ストレスが体調に出る」というところも手伝って、何故かダル重い感じな毎日を過ごしています。
皆さまにおかれましても(なんだ?この堅苦しい表現…)ご自愛くださいね。


はい。


先日、またまた法律事務所から連絡があり、その日は西村の仕事の都合で折り返しがやれず…
次の日、折り返したら、いつもと違う事務の人(担当者じゃない人)が電話に出たんです。声の感じからして、西村の担当者よりもかなり若い感じの男性でした。
その時のやり取りがこれ↓


西村「あの…昨日、連絡いただいたのですが、仕事が忙しくて電話の確認したのが今日で…」
事務さん「あ、西村さん。なんかね、裁判所から確認事項がありましてね。費目のひとつが2ヶ月連続でちょっと出費が多いの何故?ってことで…」
西村「なんなんですか?」
事務さん「被服代ですね。そもそも2ヶ月連続で1万円を超える出費はおかしいのでは?と裁判所が。それでその確認だったんです」
西村「裁判所が文句を言ってるんですか?そもそも私はあまり食費を使わない分、別のことに使いますよ。それに、その出費は必要分なんですがね」 (この時、既に西村は事務さんに突っかかりモード)
事務さん「2ヶ月連続で服を1万円を超えるところまで購入するの?って話なんです。まあ、担当者が今、別件で対応中なんで、あとで連絡させます」


ここで西村も「わかりました」と言えばいいものを、そうはいかなかったメンタリティだったんです。
「女性が服を買って何が悪い!!うるせーんだよ!!」←脳内の声


西村「要らないものなんて買ってませんよ。そもそもなんなんですか?」(この後に『バカにしてるんかよ?』と言いたくなるの必死で堪えてました)
事務さん「とにかく、後で担当者に連絡させます。出費が不自然なんですよ。ただそれだけです」
西村「はあ?!?!あなたに何がわかるの?」
(西村、既に脳内でゴングが鳴ってる)
事務さん「まあ、とにかく担当者に連絡させます。失礼します」
西村「ちょっと、待って…」
事務さん「失礼します」
強引に電話を切られてしまいましたとさ。


なんかムカつく!!
借金の整理を依頼している身で不謹慎なのは百も承知ですがね。


暫くすると、いつもの担当者の人(西村が『事務の人』って書いてる人です)から直ぐに電話がかかってきました。
事務の人「すみません、西村さん。裁判所から確認事項があるんです」
西村「あ~~、さっき言われました。なんか裁判所は私を疑っているそうですね?」
(毎度ひねくれまくるメンタル病み度全開な西村)
事務の人「いえ、そういうことじゃないんです。じつは、被服代が2ヶ月連続で1万円を超える出費になってる件で…」
西村「それなら収支表の備考欄に制服代である旨を記入しましたけど?」
事務の人「そうなんですが、あの、これは『文句』ではなくて、『確認』ですからね。落ち着いてください」
西村「私の制服はナース服の上衣なんで、普通に1着六千円はするんです。春夏物の購入をそれぞれ3月と4月に一枚ずつ。それと、あとは借金苦だった頃に日常着や下着が全く買えず、ぼろぼろで家人から買い直しを命じられたんです。こんな汚いと洗濯物を干すのがカッコ悪いと…それに私も職場で着替えをする時、他の女性スタッフの目を気にしてトイレで着替えていたレベルでしたから。それで出費が増えただけです」
事務の人「そうなんですね。春夏物の制服の購入と、家人からの指示による日常着と下着の買い直し、という事ですね?」
西村「はい。5月からはそれこそ1着五百円とかのTシャツをちょっとしか買ってないんで三千円ぐらいに収まるように気をつけていますよ。セール品狙ってます」
事務の人「わかりました。それならそれでいいんです。ご存知の通り、裁判所はとても厳しい場所なんです。それで本人から説明を受けておくように指示されましてね。決して西村さんが浪費してる、とかそういう意味ではないんです」
西村「もしかして、裁判所は私に破産手続を認めたくない、とかなんですか?例えば個人再生にせよ、とか、取り下げろ、とか…」
事務の人「いいえ、とんでもない。西村さんに破産手続開始決定をおろしてあげたいからこその確認なんです。西村さんは優秀な申立人ですよ。中には娯楽費や嗜好品代が2ヶ月連続で高くて確認しまくらないといけない申立人もいますから。それこそ浪費じゃないですか。西村さんの場合は必要な出費だから大丈夫ですよ」
西村「本当ですか?管財人つけるぞ!とかじゃないですよね?」 
事務の人「違いますよ。大丈夫です」 
西村「じゃあ、親の通帳を提出出来なかった事とか…」(親には協力は全くしてもらえなかった)
事務の人「違いますよ。大丈夫です。それよか、もうね、これからは他の者と話さなくてもいいです。私が居なければ、後で連絡くださいと伝えてもらえると助かります。いいですね?」
どうやら、さっきの若い事務さん、西村と喧嘩寸前になったの言ったみたいです。それに、メンタル病みは時としてイライラするとオフェンシブになるのもわからなかったかもしれないね、まだ経験が浅そうだったし。
西村「わかりました。すみませんでした…」
事務の人「謝らなくてもいいですよ。破産手続開始決定がおりたら、また連絡しますね」


…とまあ、担当者の人はいつも精神不安定な西村に寄り添ってくださいます。扱いにくいクライアントで申し訳ない。
西村に「喧嘩売られそうになった」事務さんは他にも居るんですけど、ほんとに申し訳ない…
因みに、西村は事務さんが女性だと高確率で「喧嘩上等」になるので、「女性スタッフからの連絡禁止」の措置が取られているみたいです。弁護士さんすら男性しか西村には関与しないように気を遣ってくださっています。
まあ、この前の「訴訟委任状」には女性弁護士さんの名前もあったし、アドバンスで唯一の認定司法書士さんも女性だけど名前が載っていました。
なんていうのかね、「女の敵は女」って言葉があるように、西村は過去に陰湿なイジメを同性である女から受けてきた経緯があって、そこがトラウマになってるもんだから、「臨戦態勢」になっちゃうんだと思うんです。
しかし、弁護士さんぐらいには心を開こうよ、西村。(西村はセンシティブな問題を女性に話すのは看護師さんや精神保健福祉士さんぐらいしかやれない。あとは本気で信頼できるごく少数の女友達)


いつも店でお客様が
「あなたが女性でよかった。相談しやすいもん」
って言ってくれるの忘れたの?


…とまあ、説明はきちんと出来たし、法律事務所の人も納得してくれてたので、あとは弁護士さんがちゃんと裁判所に説明してくれるでしょう。
何度も言うように(言ってなかったらすみません)
裁判所から説明を求められた時、拒否をしてはいけません。申立人(破産者)の「義務」です。
これは管財事件の際の「管財人への説明」も同様です。
偽証や拒否は厳禁です。


ひぇ~~厳しいなぁ。


はい。


この一件があってから、西村のメンタルは一気に下降線の低空飛行へ突入。
なんか、裁判所関連は一気にエネルギーを吸い取られてしまいます。
まあ、事務の人も言ってたけど、
「申立人は精神不安定で体調を崩しやすいので、裁判所へ呼び出して審尋するのはやめてあげてほしい」
と弁護士さんが裁判所へ言ってくれてるらしくて…


どれだけ気を遣ってもらってるんだ?西村。 
ほんと、機能不全家族に弁護士さんの爪の垢でも煎じて飲ませたいわ。


本来なら、身内が味方をしてくれて然るべきことも、いつも西村は専門家に助けてもらいながら一人で対峙してきました。
かつて、介護士してた時に鬱病になって休職した時も、ウチの家人は怒るだけ怒って、文句を言うことしかしなかったからね…
こんなのだから、自己破産なんて言ったらもう、メンタル的に殺される…


機能不全家庭の出自の者は高確率でアダルトチルドレン(AC)になるとも言われています。
いろんな簡易的な診断がやれる精神医学系のサイトでテストしてみるんだけど、高確率で「アダルトチルドレンの可能性があります」の判定になるもんね。
そこに裁判所へ提出した診断書には「発達障害の疑い」とか書いてあるからね。(こちらも簡易診断テストで高確率で注意欠陥障害の可能性大の判定が出るんです)


しかし、よくこんな軟弱メンタルでここまで来られたよな。
仕事もうまくいかず、そのストレスで休んでしまう日もあるレベルで現在しんどい…


まあ、こんなのだけど、生きてる限り、「誰かの必要」に応えられる日も来るのかな?


しばらくの間、ツイッタランドにネガティヴツイートを投下するかもしれないけど、 
「西村さん、今日も病んでる?また元気になるよね?」
と軽くスルーして画面をスクロールしてやってくださいませ。


自己破産の件は進捗状況を免責確定するその日まで、書いていくからね。





弁護士さん

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


いや~~、自己破産の申立がされて、先日、世間でいろいろ話題の「定額給付金」の件について「これは財産扱いになるのか?」で法律事務所に連絡を入れました。
いつもの担当事務の人が答えてくれました。
「財産扱い」です。


…って事は、口座に入金されれば、毎月の余剰分と足せば「20万円」いっちゃうじゃないの!
確か、「現金」と「預貯金」は「別物扱い」ではなかったっけ?
現金は99万円まで。
預貯金は20万円まで。
それ以上だと管財事件にされちゃうんじゃ……


ヘタレな西村は、そこがめっちゃ心配だったわけです。
んで、いつものように質問攻め。
西村「あのー、定額給付金が支給されますよね?確か10万円。じつはね、毎月の余剰分と合わせると明らかに20万円を超えるんですよ。これって財産扱いとなれば管財案件ではないのですか?先日、5万円ほど賞与も支給されたし、余計に心配なんですよね。どうなんですか?」
事務の人「定額給付金は財産扱いですよ」
西村「それなら、[有用の資]って事で引き出しておいたほうがいいのですか?」
事務の人「いえ、大丈夫です。西村さんが申立をした裁判所は大阪地裁と同じ基準で運用されてて、[預貯金と現金を足して50万円までなら自由財産]っていう扱いですよ」
西村「え?でも、他所の裁判所とか、あと、債務整理関係のサイトさんにはそんなこと書いてませんけど?」
事務の人「だから、西村さん。ネットの情報はあくまでも[目安]なんです。ここは裁判所によって運用が違います。預貯金と現金を足して50万円なんて、とても届かないでしょ?」
西村脳内「うわ、貧乏認定されてるわ。まあ、周知の事実だから自己破産なんだけど…」
西村「はい。20万円ちょっと超えるだけです。手持ちのお金と合わせても30万円にも全く届かないです」
事務の人「それなら大丈夫ですよ。でも、収支表はちゃんと書いてくださいね。あと、こうやってわからないことを訊いてくださるのはとてもいい事ですよ。心配しないで」
西村「ありがとうございます…」
事務の人「あ、事件番号が来てますよ。(西村の居住地管轄の)地方裁判所○○支部、令和2年(フ)第○○号です。あ、メモしなくていいですよ」
すみません。しっかりメモしました。
西村が申立をした裁判所は田舎の地裁でしかも支部なので、事件番号のナンバリングが二桁なんです、まだね。
都市部の大規模な裁判所と違って法人さんの申立が殆どないのか、それとも住民の絶対数が少ないからか…
とりあえず、「事件番号がついた」ということは、「裁判所に書類が受理されてる」ということです。


はい。
一歩前進です。


ここまで来るのに、ほんとに紆余曲折ありました。
ヘタレで精神病みでHSPな西村は、初めて法律事務所へ行った時も心臓が爆裂するんじゃないかと思うほど緊張して泣きそうになるの必死で堪えていました。
これの随分と前の記事にも書いたけど、西村は当初は任意整理をする予定で相談に行き、そのまま受任してもらったんです。
債権調査がまだちゃんとやれていなかったからまだその時はなんとも言えなかったんだけど、どう考えても手取り月収の3分の1強は払うことになってしまいます。なにせ、非正規労働者の安月給だから…


んで、西村が多重債務者になった(されちゃった)のはあの着物ショップの所為だ!!訴えてやる!!


って事で任意整理受任してもらって数週間後、法律事務所へ電話をしたんです。
西村「あのですね、私は無理やり購入させられて多重債務者にされちゃったんです!訴えてやる気満々なんですけど!」
事務の人「ちょっとお待ちください。弁護士と代わります」
その時に電話に出てくださったのがのちに西村の申立代理人となる大阪事務所の所長弁護士さんだったんです。
優しい声でした。
弁護士さん「西村さん。気持ちはわかります。でもね、裁判をするとなると、また着手金が必要ですし、それに勝てなかったら無駄になってしまいます。任意整理が重い、って事ですよね?」
西村「はい。それに、無理やり購入させられたものなんて、無理に払うのも嫌なんです。払えなくなるのも怖いし…」
弁護士さん「自己破産しましょう」
西村「え?自己破産…ですか?」
弁護士さん「はい。自己破産です。年収を既にかなり上回ってるし、任意整理は確かに無理だと思うんです」
西村「自己破産って…嫌だ…怖すぎる…」
それまでの「ぜぇったいに訴えてやる!!」の気迫はどっかへ行ってしまい、急に怖気づく西村。
弁護士さん「大丈夫ですよ。それに、払えないんだし破産して免責もらえば貯金もできますから、その方がいいと思うんです」
西村「そんな……」
弁護士さん「委任契約書、読みました?」
西村「はい。任意整理で和解締結をする前なら積み立てた費用はそのまま自己破産や民事再生の費用に回す、と…」
弁護士さん「そういう事ですね。考えておく時間をあげますからね、決心がついたらもう一度連絡ください。契約書を書き直しますから、事務所へ来てもらわないといけないし」
西村「はい…わかりました…考えておきます」


このやり取りをしている間、ずっと弁護士さんは優しい声と口調でした。
しかし、自己破産か。
そこまで事態は悪いんだ…
じつは西村はかつてヒモ亭主と暮らしてた時に借金まみれになって、自己破産を考えたことがあるんです。結局は独身時代の定期預金を発見して、払えるところは払って、あとは調停(だったかな?)で5年かけて払ったけど。
でも!
今回ばかりは逃げられない。
「隠し預金」なんてなモノは存在しない。ってか、そんなものがあるなら払えるところは払って任意整理が可能なレベルになってたでしょうから。


結局、決心して(…というより、せざるを得なかった)事務所へ再度行く事になって…


所長弁護士さんは、最初に出会ったイソ弁の先生よりも若くて、でもとても優しい人でした。
スーツの襟にはまだ金ピカの弁護士バッジ。
年数が経つとバッジの「金ピカ具合」はなくなっていくんだそうです。メッキが剥げる=弁護士経験が長い、みたいな。
弁護士さん「どうしますか?」
西村「この前、先生が言われた通り、任意整理は困難だと思うんです…だから…」
弁護士さん「そうですね」
西村「破産…自己破産します」
弁護士さん「わかりました。大丈夫ですよ」
西村「私のこと、怒らないんですか?借金まみれになって、バカじゃないですか」
弁護士さん「依頼者を脅してどうするんですか。弁護士は依頼者の味方ですよ」
西村「……」


なんて優しいの?
西村ってば、機能不全家庭の出自で優しくされた経験なんて殆どないんです。優しくしてもらった、といえば医療関係者ぐらいなもんです。ドクターとかナースさんとかね。
しかも、目の前にいる人は「法曹」です。


西村が「弁護士さん」に持ってたイメージ。
・カタイ
・コワイ
・怒る
・偏屈


申し訳ない。
ステレオタイプもいい加減にしろレベルです。


返せない借金をかかえて悲嘆して傷ついた心に、弁護士さんの優しい声と笑顔は勿体なすぎるレベルです。
最近は弁護士さんも集客に苦心しているとか聞いてたけど。
いくら「サービス業の精神」だとしても、法曹さんから優しくされるのは格別なんだわ。


あと、西村が「弁護士ドットコム」という判例を見るサイトの有料登録をキャリア決済でやってるのやめるように言われたんですよね。
あれ、いろいろと便利なんだけど…
弁護士さん「弁護士ドットコムかぁ…」
西村「はい…」
弁護士さん「ってか、西村さん。弁護士はここに居ますよ」(笑顔キラリーン)
西村「そうですね…解除しておきます」
キャリア決済の何がダメかと言うと、「一時的にお金を借りている状態」になるからダメなんだそうです。これ、厳密には「偏頗弁済」(=特定の債権者にだけ優先的に返済をする)になるんだそうで、自己破産で偏頗弁済は厳しく禁じられています。(民事再生もですよ)
(西村は帰宅後、すぐにキャリア決済を解除しました)


まあね、このあとまたいろいろあるんだけどね、西村は「あの優しい先生に協力的でありたい!」って思ってね。その後、書類集めやいろいろ頑張りました。


そして、先日、漸く申立。


借金払えない…
でも法律事務所とか行くの怖いし…
弁護士さんなんて緊張する…
でも、このままだと「人間の暮らし」が不可能…


大丈夫ですよ。
債務整理に強い法律事務所さんは「借金減額シミュレーター」とか事務所サイト内に「借金お悩みナビ」のバナーを置いてたりします。
過払金が殆ど出なくなった昨今、任意整理が難しい負債をかかえている人も多いと思います。
でも、専門家に相談すれば、ちゃんと「合った方法」を示唆してもらえます。
「自己破産は嫌だ!」
って人は、条件を満たせば民事再生(個人再生)で解決する方法もあります。
(そもそも日本人は自己破産に差別的イメージを持ちすぎです。多分、ワードの響きが重いのでしょうね。「個人清算手続き」とかに名称変更してくれたらいいのにね)


医療費が高額なアメリカでは、医療費破産も多いそうです。(アメリカでは自己破産は「7条破産」と言うらしい)
あのトランプ大統領やウォルト・ディズニーも破産経験者です。大器晩成型は破産経験者なのか?


いずれにしても、弁護士さんは怖くないです。
別に最初に相談した事務所に依頼しなくちゃいけないわけではないです。


自らの手で命を絶ってしまったり、犯罪に走る前に…


弁護士さんに相談しましょ。
ほんっとに大丈夫だから。


ヘタレな西村が言ってるんだから、大丈夫ですよ。




西村は現在、「破産手続開始決定待ち」です。
今年はコロナのバカのせいで、裁判所が職員を減らして対応しているため、関東のほうだと数ヶ月先まで破産予約が入っているのだそうです。実際、債権者集会(管財事件になった人の免責前のやつね)を延期された人も居ます。
でも、無理して「払えない借金」を払う必要はないです。


どうか、借金苦のあなたも、弁護士さんの優しさや笑顔、そして何よりもその助けに出逢えますように…







プロフィール

西村ロベルタ

Author:西村ロベルタ
毛皮、動物実験、娯楽の為の動物利用、殺処分など、この世は関心を持たなければ分からない事がたくさんあります。「いつもの視点」を少し変えてみて下さい。
菜食主義者。

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