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免責許可決定がおりたよ

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


8月18日に免責意見申述期間が終了し、この後どうなるんだろ?って心配してたんだよね。
西村は「免責審尋なし」だったので、いつ裁判所が免責許可決定をしてくれるのか、不安だったんです。
ヘタレで心配性な西村は、またまた脳内でいろいろな「心配事」を思い巡らせては勝手に不安がる、という事をしておりました。


WEBサイトでまたまた自己破産関連の検索をしてはなんとか自分を安心させようとする、いつもの常套手段をやってみたり…


どこの法律事務所のサイトかは忘れたけど、最近は「自己破産を申し立てた人には裁判所は余程のことがない限り免責許可を下ろす方向」とか書いててちょっと安心したり。


そう言えば、免責不許可事由(FXやギャンブル、浪費など)がある場合は少額管財事件となって、管財人による免責調査を経て「裁量免責」が採られますね。
この時、破産者は管財人に対して「協力義務」があるんです。決して妨害したり虚偽の説明をしてはいけないんです。
もしも、そんな事をすれば、それこそ管財人の心証が悪くなり、債権者集会で
「この破産者に免責は妥当ではない」
なんて言われてしまえば、「借金チャラ」はないことになっちゃうからね。


西村は「同時廃止」だったので、管財人はつかない手続きです。
同時廃止というのは、「破産手続開始と同時に廃止(終結)する」という、簡略化された破産手続です。
同時廃止で免責不許可になっちゃった、ってのは西村の中では聞いたことがなかったので、まあ、大丈夫でしょう、と思ってた。
それに、免責意見申述期間に債権者が意見申述してたとしたら、その事は弁護士さん通じて西村に知らされていただろうし。
でも、なんも言われていないから、多分大丈夫でしょう、と何とか自分に「安心材料」を作ってあげて先週は過ごしたよ。


週明けのいつもの平日休みの日、出先で昼食中に携帯が鳴った。
見ると「弁護士法人アドバンス」と…
直ぐに出たよ。
いつもの事務の人だった。


「西村さん。無事に免責許可決定がおりましたよ。あとは免責確定証明を取得して委任契約終了になります」


そう告げられた。
おりたんだ、免責。
西村はてっきり、免責がおりたら涙して喜ぶもんだ、とか思ってたから意外と冷静でいられる自分に逆に少し驚いた。
ってか、漸く肩の荷が下りたんだ、と思ったよ。ほっとした、というか…
まあ、正直言って「こんなに簡単でいいの?」って思った。


事務の人には来月から新居に引っ越しする事や転居先の住所も言った。最終的に手続きで使用した書類が返却されてくるからね。


「ちゃんと貯金をして新居の契約をしたんですね。この調子で生活を立て直してくださいね」


事務の人とそんな感じで少し話して電話は終わった。


よっしゃ!やった~~!!


周りの人に気付かれないようにちょっとガッツポーズはしたよ。


はい。


ちょっと法律のお勉強。
自己破産には「流れ」があって、申立→債務者審尋→破産手続開始決定→破産手続廃止→免責審尋→免責決定→確定…っていうのが大まかな流れなんですね。
今回の西村の場合は、申立→債務者審尋の代わりに弁護士さん経由で説明を求められる→破産手続開始決定と同時に手続廃止(同時廃止)→免責許可決定、って流れだったんだけど、じつは自己破産は「免責許可決定だけではまだ終結しない」んです。
「確定と復権」というのがあります。


破産法第252条第7項
「免責許可の決定は、確定しなければその効力を生じない」


即ち、まだ「免責許可決定しただけ」な西村の免責は確定していないので効力が生じていないんです。
これまた、どっかのサイトさんに「免責許可決定確定のタイミング」というのが書いてたんだけど、「決定日から2週間後に官報掲載、そこから更に2週間後に確定する」的な。
んで、この「確定」をもって職業制限のかかってた人の職業制限は解除され、緊急小口貸付金などの福祉的な制度も利用できるようになります。
そして!
「破産者」の汚名返上!!
勿論、「債務者」でもなくなります。


破産法第2条第4項
「この法律において『破産者』とは債務者であって、第30条第1項の規定により破産手続開始決定がなされているものをいう」


破産法第30条第1項
「裁判所は、破産手続開始の申し立てがあった場合において、破産手続開始の原因となる事実があると認めるときは、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、破産手続開始の決定をする」
(「各号のいずれかに該当する場合」とは「予納がない」「誠実な申し立てがなされていない」などです)


↑これ、確定したら返上して「自然人」に戻れるんです!
任意整理では完済するまで「債務者」だし、民事再生(個人再生)だと完済するまで「再生債務者」です。
自己破産は一番強力な手続きで、財産のある人や職業制限対象者には受けるペナルティも多いけど、西村的には「一番立ち直りが早い手続き」だと思います。
任意整理では3~5年、民事再生だと3年は「債務者」のままですから。


西村は「確定待ち」へ進みました!
まあ、その前に「官報掲載で第2回全国デビュー」をしないといけないけどね。
「官報掲載第1回全国デビュー」の記事にも書いたけど、「免責許可決定」のセクションを萬田金融やカウカウファイナンスのような業者さんがチェックしてるらしく、
「ウチなら自己破産した人にもお金貸すよ~~」
なダイレクトメールを送ってくるらしいけど、絶対に借りてはいけません。捨ててください。
そもそも、「金融事故者」である自己破産者にお金を貸すオモテの金融業者なんて存在しません。


まあ、ここから最低でも5年はクレカも作れないから「ニコニコ現金生活」をする事になるんだけど、西村は安易に借金する癖があったから、その癖を抜くための「矯正」だと捉えてブラックリスト期間を通過できるよう、金銭管理をしっかりやって、不測の事態に備えて少しずつでも貯金をしていこうと考えてます。


「貯金」という名前が嫌だな感がある人にはこんな「名案」もあるんですよ。
それは、「メンタル死亡保険」と名を付けて、普段使ってるのとは別の口座に少しずつ積み立てをして「メンタルがヤバいときのプチ贅沢」に使ってもOKな「保険金積立」という名の貯金をしていくやつね。
これ、いつやらニュースサイトで見かけて「いいね!」と思ったよ。
通常の積立型保険と同じく、「加入期間」が長ければ長いほど「保険金」も多くなるもんね。
西村は一個だけ「キャッシュカードを敢えて作っていない口座」があるので、そこに「メンタル死亡保険」の「掛金」を入れていこうかと考えてます。


自己破産をしたことは大変だったけど…
これを機会に「お金に強い西村さん」にトランスフォームできたら嬉しいです。


免責待ちの人、もう少しの辛抱です。
管財人の調査中の人、一生続くわけではないので、管財人に積極的に協力してください。そうすることで、免責は確実にあなたのものになります。
借金苦で人間の暮らしすら危ぶまれている、或いは不可能になってる人、早く弁護士さんに相談しましょう。意外と個人再生なんかで解決できたりしますよ。
リンク貼っておきます。
http://advance-lpc.jp

弁護士法人アドバンス


サイト内に「チャット形式で相談できるボタン」があるので夜中でも入力しておけば、次の日、東京本部の人が確認次第、電話くれます。
安心の全国対応です。
「女性の弁護士さんが話しやすい」って人は言ってみたら女性弁護士さんに代わってもらえると思います。(認定司法書士さんのときもあります。女性です)


****************


あ、今思い出したけど、事務の人に「査定がつかなかったローン残債のあった品物」をどうするのか訊くの忘れた…貰っておいてもいいのかな?まあ、今度、「確定のお知らせ」が来たときに確認すればいいかな。

続きを読む

私が「現実」を受け入れるまで

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


8月に入り、気温が急上昇、序でに西村の緊張度も上昇しています。
いやね、自己破産には破産手続開始決定がおりてから「免責申述期間」っていうのが設けられるんだよね。そして、この免責意見申述期間は「一ヶ月以上でなければならない」(破産法第251条第3項)ってなってるんだけど、西村の場合は同時廃止だったから免責意見申述期間は二ヶ月間、おかれることになった。
これは官報にも書かれるんだよ。


免責意見申述期間、っていうのは、別名「免責意見聴取期間」と言って、まあ、簡単に言えば「債権者の皆様、破産者西村ロベルタに免責を与えるのに異議があるなら裁判所へ意見申述してくださいね」という期間です。
この免責意見申述期間、普通の貸金業者なら、まず意見申述してくることはないそうです。
大抵の場合、破産手続開始決定の通知が届いた時点で損金勘定してしまうらしいです。
問題なのは友達とか個人的な借入がある場合。この場合だと意見申述されちゃうみたいですが、単に恨みつらみを書き綴ったものや「返してもらわないとウチも経済が回らんのです」的なやつは裁判所は認めません。
つまり、よっぽどの事がない限りは「待つだけ」の期間になります。


意見申述期間にもしも債権者から意見申述されちゃうと免責に響くらしいです。(法的にちゃんとしたやつね)


いよいよ佳境です。


ここまで来るのに、ほんとにいろいろありました。
以前も書いたかも、だけど、西村は当初は任意整理で受任をしてもらったんですよね。
ところが、質問があって法律事務所へ電話をした時、弁護士さんが
「債権調査の結果がまだ確定していないけど、現時点でこれだけの負債があると、まだ増える可能性があるし、そうなるととても現実的とは言えない返済額になりますね。今なら間に合います。自己破産しませんか?」
と言ってくださり、
「自己破産…そんなの怖いです…」
って半泣きになる西村にいろいろ説明してくださり、再度事務所へ行き、自己破産をすることになったんです。


12月の上旬に法律事務所へ行き、弁護士さんと話す時、
「どうしますか?」
という弁護士さんに西村は
「先生の言われる通り、任意整理は不可能だと思います。破産…自己破産します」
となんとか答えたのを覚えてるよ。
「そうですね。それがいいと思いますね」
という弁護士さんの優しい声と笑顔に安心する反面、「自分はとんでもないことをするんだ」と悲しくなったのを覚えてる。
この時はまだ、西村自身の中で自己破産に対するイメージが世間一般と同じく、とても悪いものだったんだと思います。


よく聞くけど、
・自己破産をしたら人生強制終了する
・自己破産をしたら二度と立ち直れない
・選挙も権利を失う
・一生「アイツは破産者」だと後ろ指を指されて生きていかなければならない
・市区町村役場に告知されて「破産者名簿」に書かれて要注意人物扱いをされる


などなど…




↑これは破産法という法律の総則の部分なんだけど、「経済生活の再生の機会の確保を図ることを目的とする」ってことね。


つまり、世の中の人が思い込んでることとは全然違う、ってこと。
そりゃ、法人さんの破産だと「法人の消滅」というのが条件になってしまうよ。
だけど、ウチら個人が消滅出来るわけないし、するわけにもいかないじゃないですか。
すなわち、「リスタートの機会をあげますよ」ってことを法律が定めているんだよね。
勿論、財産のある人は差し出さなければならない(第2条参照)とかデメリットも存在するよ。
だけど、生活必需品まで差し出さなければならないわけではないんだよ。もしも、そんな事をしてしまえば「経済生活の再生の機会」どころじゃなくなってしまうからね。(法人破産の場合は自由財産が認められないので全てを処分することになります。まあ、消滅するわけだから、残しておく意味がないですよね)


いろいろ調べて、弁護士さんの指示を受けて、自分なりに向き合うつもりでいたけど、「自分が自己破産をする」って事実は、じつは受容するのが西村はとても困難でした。
そこにこの記事の二つ前の記事にもある通り、いろいろとあったわけでしょ。もうね、仕事中もヒマなときは脳内が「自己破産」でいっぱいになっては不安になりすぎて、そのせいでイライラすることも増えていった。
いけないことだとは思ったよ。
だけど、どうする事も出来ない自分がいた。
たくさん泣いて、悲嘆して、苦悩して、葛藤した。


「こんな手続き、喜んでやれる人なんていないよ。居るわけないよ。厳しすぎる…」


書類の準備をしながら何度も思ったよ。
そこに西村は自分で言うのもなんだけど、感受性が鋭敏すぎる部分があるからね。精神的に相当なダメージを喰らったのは事実だよ。


西村が依頼した法律事務所は陳述書の下書きを自分がするよう指示されます。
陳述書を書くためには(いくら下書きとは言っても)「現実」と向き合わなければならないんです。
勿論、つらいことに向き合うわけだよね。
西村の場合、「病気で働けなくなってしまった際の生活費の借入」とか「過量販売被害遭遇」とか、穴があったら入りたくなるレベルの事をそれまで封印していた記憶を辿っていかなければならなかったわけだからね。
法律事務所サイドも「現実と向き合わせ、反省させる」という意図もあったのかもしれない。
何度も涙が出てきて、書き上げるのに何度も手を止め、何時間もかかったのを覚えてるよ。
正直言って、「屈辱」だとも思った。
自分が借金しておいて、よく言うよ的な話だけど。


ある日、法律事務所から「書類の提出に来てください」という連絡が入ったのね。
それで、西村は最終チェックをする為に集めた書類を改めましてでチェックして、更に弁護士さんが仕事をやりやすいようにそれぞれ「医療費の領収書」「給与明細」「収支表」などジャンル分けをしてメモ書きをつけてクリップで留めて書類を入れる大きな封筒にまとめておいた。
その作業をしているとね、あれだけ嫌だと思ってた自己破産をそこまで嫌悪していない自分がいる事に気付いた。


そして提出に行く日。
弁護士さんは裁判所に行ってる、って事だったから担当の事務の人が書類を再チェックして受け取ってくれた。
西村は適宜、説明をしていったよ。
この頃になると、あんなに嫌でたまらなかった自己破産を「自分のこと」として受け入れている自分がいたよ。
そして、担当の事務の人から再度、禁止事項やこれからの流れなんかの説明を受けて…
いろいろ厳しいとは今でも思うけど、裁判所へ申し立てをする以上は仕方ないよね。


自己破産を決意したけどなかなか現実受容が困難な人へ。
書類の準備や打ち合わせなど、「ものごと」が進むごとに自然と受容出来るようになっていきます。
精神病みでHSPな西村でも大丈夫だったのだから、大丈夫。
現実逃避をしていると、進むはずのものも進みません。
向き合う、という最初の一歩は勇気が要るけど、そこをうまく踏み出すことが出来れば、大丈夫。あとは粛々と進めていくのみです。
弁護士さんや担当の事務の人を信頼してくださいね。
この手続きは信頼関係の構築を如何にうまくやるか、でストレスが余計にかかることなく進めていけますから。


最後に、「キャリア決済」が何故ダメなのかを書いておきます。
キャリア決済とは、有料サイトの利用料やその他の支払いを携帯電話の利用料と一緒に支払うことができるシステムなんだけど、携帯電話の利用料以外の部分については、「一時的お金を借りている状態」になります。
自己破産では「特定の債権者にだけ支払いをする」(=偏頗弁済)が禁止されます。(やっちゃうと本来なら同時廃止で済むものが管財事件になる確率が上がります)
だから、キャリア決済は厳禁!と申し渡されるんです。
詳しくは「キャリア決済 偏頗弁済」なんかのキーワードで検索してみてね。どっかの法律事務所さんのサイトなんかが説明してるから。


あと、「自己破産をしたら二度と立ち直れない」なんてなことはないです。
この記事の上の方に書いた「思い込み」の数々、あれはないのでご安心を。


西村は免責待ちをしながら、「負債のない生活」をしつつ、金銭管理の練習をしています。
家計簿はこれからも継続します。
家計簿をつけて自分の経済的な流れを知ることで、管理もやりやすくなるし、浪費も防げるし。
別に家計簿として売られてるノートをわざわざ買わなくても、金銭出納帳やお小遣いノートでもやれます。今ならスマホアプリでも便利なものがあるから、それを利用するのも方法かもしれないですね。「レシートを撮影するだけ」とかのやつもあるらしいし。


自己破産を決心した人、自己破産中の人、そして支払い不能な借金を抱えて疲弊している人、一緒に「ニュースタートへの扉」を開けて進んでいきましょうね。


「命の日々」は有限。
だから、大切に…







プロフィール

西村ロベルタ

Author:西村ロベルタ
毛皮、動物実験、娯楽の為の動物利用、殺処分など、この世は関心を持たなければ分からない事がたくさんあります。「いつもの視点」を少し変えてみて下さい。
菜食主義者。

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