在日中国人Rさんの願い

私の職場にひとり、在日中国人の若い女性が居ます。

Rさん…って事にします。
彼女は、子供の頃から日本に住んでいて、私達と同じように日本語を話し、読み書きもされます。

今の職場で働く前は、市役所か何処かで、在日中国人の方の為の通訳として働いておられました。

少し「個性的」なライフスタイルの彼女は、他のスタッフから「異様視」される事もしばしば。
でも、持ち前の芯の強さで彼女なりに仕事はいつも一生懸命です。

センターレジでも、彼女の声は一番ハッキリ聞こえています。ボソボソしてる私なんぞは見習わなければ…と思わされます。

今日、そんな彼女と「大切な話」をする機会がありました。

午後の30分休憩での事、
私はいつも話す園芸係の年配の男性スタッフと、犬や猫の話をしていました。

最近、この男性と、アニマルライツな話をしております。
このところ、よくTwitterにあがってきている「虐待飼い主」の事を話していました。

そこにRさんが入って来ました。

男性「今、犬の話してたんや。」

そして、間髪入れず、

「Mさん(私の事)が動物愛護の事、してるらしいわ」

Rさん「中国でそういう活動、してほしいです!」

私「中国にも活動家さんは居るよ」

そして、彼女から「中国での動物達の扱い」について、聴く事に。

活動家さん達はご存知だと思いますが、中国には「動物愛護法」が存在しない事、それ故に動物にどんな残虐な事をしようとも、罰する法律がない為に「野放し」になっていると…

また、中国は「人間至上主義」である為、動物は「搾取されて当然の存在」であり、ましてや愛護や権利擁護などはあり得ない、と…

そして、世界中から非難されている「犬肉祭り」のこと…
誰かのペットまでも盗み、残酷に殺して肉にしているのは事実である事、
祭りの間に犠牲になる犬の数は10万頭ぐらい、という事…

ペットに対する処遇も、飼い主の機嫌のいい時は良く、悪い時は叩いたり平気ですることなど…

そして…
Rさんは、自国の犯している「蛮行」を、とても恥じていて、その為に「祖国」に郷愁すら抱けないと…

私にはブラジル人の友人が何人か居ますが、彼等はブラジルに対して、いつも「懐かしさ」を持っていて、その感情は、ポルトガル語で「サウダージ」というのだそうです。

Rさんは、中国に対してサウダージが持てない在日外国人だったんです。

Rさんの話は続きます。

中国で大学にかよっていた時、道端に猫の惨殺死体が多い時で一日8体、学校の近くにあった事、これは「日常的」な事だったと…

また、ある時は、授業中に猫の狂ったような声が聞こえてきて、何だろう?と外を見ると、血のついた鉄パイプを持った人が居て、猫が殺されていた事もあったそうです。

前述したように、動物愛護法がない中国では、取り締まる事も罰する事も出来ないのです…

イヌ肉祭りの事も、彼女は何度も親族に対し、「間違ってる」と言っていたそうですが、
「今にも餓死しそうだ、って時に、目の前に犬が居たら、肉にして食うだろうが!偽善ぶるな!」
と、聞く耳を持ってもらえなかったそうです。

彼女は、犬肉祭りなどには行かなかったし、犬を食べるなんて、絶対に出来なかった…と。

動物達の事だけではなく、「弱者の権利」についても言及しておられました。

「人身売買」の事…

「赤ちゃん工場」は実在する…

貧困故に、赤ん坊を「売り」に出す者も居る事…

孤児院は襲わない、という。それは何故か?
ある程度成長している子供は「自分」が確立している為、「洗脳」がかかりにくく、無垢な赤ん坊が好まれているという…

無垢な赤ん坊を売り飛ばす…少年兵士や犯罪の手先として、「洗脳」をかけて「道具」に…

日本のように、若い女性が深夜ひとりでコンビニに行く、など中国ではあり得ないのだそうです。

犯罪者が常に狙っている…

襲われた女性は、良くて金品を奪われる、悪ければ命を奪われ、そして、「赤ちゃん工場」に監禁されて、「商品」としての子供を産まされ、搾取され続ける女性も存在するという…

「中国には、弱者や動物の命と権利を守れる国になってほしい」

Rさんの願い。

「中国は怖くて、ちょっとの間だけでも居たくないんです…」

自国に「サウダージ」を持つ事が出来ない「悲しみ」。

「中国人は…」と、一括りにしないでほしい。確かに中国が行なっている数々の蛮行や愚行は、世界中からも非難されるところは多い。

でも、知って下さい。
Rさんのように、「自国の罪」を恥じ、郷愁すら持つ事が出来ないほどに悲しみ苦しんでいる人が居る事を…

彼女は「アクション」を「起こせず」に居ます。不安症もあり、活動が出来ないのだと。また、厳格な父親には何の理解もしてもらえないそう。

そこで、このブログの管理者の私から「お願い」です。
私はブログの更新もスマートフォンから行なっており、ブログ内にリンクを貼るのなどが不得手です。
もしも、中国に向けての動物問題などの署名のURLをご存知の方がおられましたら、コメント欄に残して下さい。

私は本当に「非力」で「無力」で、他の活動家さん達のように署名を立ち上げる事すらどのようにするのかがわからないんです。
申し訳ありません。

Rさんの願いを、引き裂く事はしたくないんです。

お願い致します…

Rさんが、いつか中国に「郷愁」を持つ事が出来る日が来るように…





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Author:西村ロベルタ
毛皮、動物実験、娯楽の為の動物利用、殺処分など、この世は関心を持たなければ分からない事がたくさんあります。「いつもの視点」を少し変えてみて下さい。
菜食主義者。

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