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消したいけど消えない記憶

西村ロベルタです。


Twitterって、ほんとにいろんな境遇の人がいて、「こんな経験があるのは私だけじゃないんだ」と思わせてくれる、私にとってはリアル人間関係よりも共感や「ひとりじゃないんだ」と思える世界なのね。
みんな、140文字に思いを載せて、いろんなことを愚痴って、呟いて、訴求する…


ネットばかりやってる、なんて悪態をつく人もいるけどさ、そういう人って「共有できるリア友」に恵まれているんだと思うの。
或いは、自分の中で「データ」の処理をする能力に長けているとかね。
リア友、ってか、人間関係の構築そのものが上手じゃない私にとって、SNSやブログなどの「ネットの発信ツール」はとても貴重で、いまやスマホがあれば簡単に楽しめるからね、助かってるのよ。
フォロワーの皆さま、いつもありがとうございます。


はい。


本日のエントリーはちょっと重めな内容です。
まあ、ずっと自己破産のことを書いてたからね、それだけでも充分に重くて辛辣なんだけど、本日は方向性の違うものを「凍結した記憶」を辿りながら書いていきますね。


「性犯罪」とか「性被害」って聞くと、皆さんはどういうイメージがありますか?


成人の、それも若い女性が遭遇するもの、ってイメージですか?
そう言えば、伊原さん、だったかな?
裁判で勝訴されましたね。
敗訴した方の男性は不服のようでしたが。
自分が加害者なのに判決が不服とか、一体何を言ってるのか…と思いますが…
性被害者のひとりとして、伊原さんのことは気になっていました。
日本の裁判は、証拠固めがしっかりなされるため、諸外国に比べて有罪判決が出る率が高い、とか聞いた覚えがあります。
加害者の人は、素直に自らの罪を認めて深く反省して、二度と同じ過ちを犯さないでいただきたいものです。


じつは、私は小学生低学年の時、同級生男子の一人から性的虐待を受けました。
小学生の頃の私は、嫌なことをされたりしても抵抗する術(すべ)を知らなかったし、「男子=怖い」って思ってたからね、抵抗出来なかった。
夏のある日の学校の帰り道、いきなり一人の男子から
「お前、ちょっとこっちへ来いや」
と言われて、通学路を離れた脇道に連れていかれたの。
ウチは田舎だからね、脇道といっても都市部のように建物とかがあるわけではなくてね、大抵の場合は河川へ行く道だったり、畑へ行く道だったりして人もいなかったの。
もしも、誰か大人が居てくれたら助けを求めることは可能だったと思うんだけどね、その日はほんとに誰もいなくて…


通学路の途中に、お寺かなんか宗教的な感じの小さな建物があって、誰も常駐してなくて、さらに庭があって木がたくさんある所へ連れ込まれたの。
思い出すの、すごくおぞましいんだけどね、そこで着衣を全て脱ぐように命令された。
夏場だったし、うちの学校は制服が体操着だったから、シャツと短パンを脱げは下着だけ、しかもまだ低学年だからブラとかもしていないからね、いわゆる「パンツ一丁」にさせられたの。
「パンツも脱げよ」
鬼畜のような指令が来る。
そもそも、トイレやお風呂以外でパンツを脱ぐなんて考えられないよね。しかも、男子の前でさ。
「誰かが来たら恥ずかしい…」
精一杯、そう言ったんだけど、無理に脱がされた。
そのまま、植栽の陰に押し倒されると、陰部を弄ばれた。
え?何するの?
今なら着衣を脱がされる前に蹴り飛ばすと思うけど、当時の私はそんな「強さ」は持ち合わせていなくて、相手の要求をのむしかなかった。
男子は私の陰部に異物を入れたかと思うと、自分のズボンを下げて陰茎を見せてきた。
なんなの、気持ち悪い…
抵抗出来ないのをいいことに、今度は何?
生々しい表現が難しいけど、まあ、その鬼畜のような指令はすなわち、オーラル系の事をせよ、って事だった。
気持ち悪いですよね。衛生面も気になる。
でも、無理矢理、口にモノを押し込まれて…


なんなの?何故、こんな目に遭わなくてはならの?逃げたい。でも、私の力では無理…
まだ年齢は一桁。
でもね、これがどんな事なのかぐらいはわかる。とても年齢一桁の小学生の所業ではないし、また、遭遇する被害でもない。
ただ、時代は昭和50年代前半。
今みたいに携帯とか「気軽に写真を撮れる環境」じゃなくて良かった、と今になって思う。
当時は写真を撮ることは旅行や特別なことでもない限り、殆どない時代だったし、現像に出すわけだから、あまりにも公序良俗に反するものを現像に出すと写真屋さんにいろいろ疑われる時代でもあったからね。(一応、写真屋さんにも守秘義務はありますが、公序良俗に反するもので、明らかに被害の場面だと通報とかも出来るようでした)


そのあとも上のシャツは着てもいいけど、パンツは脱がされたままで、今度は近くの河川敷に連れて行かれた。途中の道は殆ど草っ原で、ほんとに誰もいなくて…
車が通る時だけカバンで隠してくれたけど、そうよね、私の恥云々以前に、自分の所業がバレるからね。


河川敷に連れて行かれて、川に裸になって入るよう指示された。
少し離れた場所で、年配の男性が農機具を洗っていたから、助けてもらいたいと思ったけど、男性はすぐにいなくなってしまった。


男性がいなくなるのを見計らって、その男子はとても子どもの所業とは思えない、ある意味、成人でもドン引きするようなことをしてきた。
あまり内容を詳細に書くと、さすがにブログのアカウントがやばいから(独自ドメインだしね)割愛するけど、私はその時、「自分が穢れた」という事を悟ったの。


とにかく、早く、この時間が終わってほしい。
こんな事、現実であってほしくない。


ところどころ、記憶が欠落してるんだけど、漸く解放された時、私は自分自身に「戒め」を与えた。
「この事は誰にも口外してはならない」
「思い出してもいけない」
そして、
「忘れなくてはならない」


人間は、あまりにも不遇な目に遭遇したり、深くトラウマになる事を経験すると、その精神の崩壊を防ぐために、「記憶の凍結」というのをするようになるのだそうです。
私も、ご多聞にもれず、「記憶の凍結」を無意識のうちにやっていました。


大丈夫。この先、いいことがあれば完全に忘却できる…


事実、この事は誰にも口外せず成人して、それなりに彼氏ができたりとかして普通に「成人女性」として生きてたけど…
恋人との仲が深くなってくると、やっぱり体の関係とかに発展するよね。


でも、そういう時に「トラウマ」って蘇る。
「ごめん…そういうのはダメなんだ…」
そう言って断り続けては恋愛は終わりを迎えた。
当時、既にプロテスタントのクリスチャンだった私は、婚前交渉がいけない事だと伝道師から教えられていたから、
「ごめん。宗教上の理由…」
と言ってた。
変な奴だっただろうね。


私の所属する教会は、洗礼は全身水に浸してするやり方なんだけど、その時に罪は勿論のこと、この「穢れ」も洗い流すつもりで受洗した。


でも、20代半ばにさしかかった頃、教会で女性伝道師と二人きりになった時、「記憶の凍結」を少しずつ溶かして、過去のおぞましい出来事を話したの。
このままでは、将来ずっと男性不信になって結婚はおろか、恋人もすぐにいなくなると思ったから…


伝道師は何も言わずに聴いてくれて、祈ってくれた。
何気に「穢れ」が少しマシになった気がした。




走り書きになっちゃったけど、子ども時代に性被害に遭った人達へ。


あなたが受けた「痛み」は、私にとって、とても「他人事」とは思えないし、もし、あなたがクリスチャンなら、教派問わず祈り合ったりとか、ノンクリスチャンの人に対しても同じように接していきたい。
あなたは悪くない。


加害者が悪いんです。


だから、必要以上に自分を責めて、
「私は汚い、穢れている」
「人様に顔向けなんて出来ない」
とか思わないでほしいの。


最近、近親相姦とか鬼畜の所業としか思えないニュースなんかも見聞きするけど、ほんとに私は胸が痛くなります。
特に被害者が子どもだと…
抵抗出来ないのをいいことに、自らの性欲のはけ口にする所業はほんとに許せません。


私には、祈ることしか出来ないけれど…
でも、いつか「被害者の自分」を受容していかなければ、前へは進めないとは思っています。
加害者を無理に許そうなんて思わなくてもいいんじゃないかな?
やがて、心が癒えるとき、許すとか許さない以前に、「心の整理」がつくようになるのだと思います。


あなたに微笑みが戻りますように。


あなたは「神さまの子ども」
私もね。


いつか、こんな苦しみを経験するような事がなくなりますように。


傷ついた心に、私たちの主イエス・キリストの御手が触れ、癒しが与えられますように…





プロフィール

西村ロベルタ

Author:西村ロベルタ
毛皮、動物実験、娯楽の為の動物利用、殺処分など、この世は関心を持たなければ分からない事がたくさんあります。「いつもの視点」を少し変えてみて下さい。
菜食主義者。

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