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申立前の書類最終確認に行ってきたよ

西村ロベルタです。


ツイッタランドの自己破産の人です。


更新、遅くなりました。
5月22日、申立前の書類最終確認に行ってきたからね、その時の報告です。


不安で不安で仕方なかった「その日」がやって参りました。
法律事務所から呼び出しがあったからね、苦手な早起きをして「県境をまたいでの移動は自粛を」とかなんとか世間で言ってるのは一旦置いといて、例の自己破産の手続きをお願いしている法律事務所(大阪)まで行ってきたよ。
もしもなんか言われたら、
「裁判の書類の件で弁護士に会うため」
と答えればいいんですからね。
虚偽のない「正当な理由」ですよ。それも、人生を左右する重大な、ね。
まあ、そんな必要はどこにもなかったけどね。
ってか、電車は割と人が多い感じだったよ。
県内の駅で降りる人なんて少数だったし、どっちかと言えば、乗ってくる人(そして京都とかで降りる人)のほうが多かったよ。平日たからね。みんな仕事関係だったと思うよ。スーツ姿の人も多いし。テレワークの導入なんて無理な業種もあるからね。(西村もそんなひとりです)


「遅れちゃいけない!遅刻厳禁!!」
寝坊しないように、前日から強めの自己暗示をかけていたからね、予定よりも早く起きられた。
んで、休日に早起きなんて殆どしない西村の生態を懐疑的に見るオカンの視線や言葉をかわして、
「急げ~~!!Hurry up!!」
で駅にも早く着いた。まあ、「電車の時間を間違えた」ってことね。 
こういう風に言うと「遅刻」を連想しちゃうけど、西村は「早いほう」へ間違えた。
まあ、それは悪くないよね。
んで、予定より1時間ぐらい早く大阪駅に着いたからね、リラックスも兼ねて法律事務所が入居するビルの下の階で営業している喫茶店でコーヒーと食べ物少しをチャージ。
今回は駅の構内で迷わなかったです。
どうやら慣れた?もう、慣れる必要なさげなんだけどな。
4回目だもんね、ここに来るのも。さすがの西村も慣れるみたい。


でも…


緊張度は脳内メーターが上がってくるんですよね。予約時間が近づいてくるとドキドキする。同じ「ドキドキ」でも、「法律事務所へ行く」だなんて、夢がないよね。
うん。
だけどね、今日は「Primeiro Passo(最初の一歩)」なんだよ。
「ニュー・スタートへの扉を開ける」第一歩ね。
事務所で過呼吸発作を起こさないように、精神科で処方された「不安発作時」のおクスリを投入、
「落ち着け、自分」
って暗示をかけて…いつも通り、エレベーター(乗り換えあり)で15分前に法律事務所へ着いた。
ひと呼吸して、ドアを開けて、いつもの「呼び出しピンポンボタン」を押すと…
事務のお姉さんが出てきてくれて、これまた、いつもの相談室へ通された。
あ、今日は呼び出しピンポンボタン、バコッ!って外れなかったです。リャンメンテープ(大阪では両目テープのことをこのように言う)を新しいやつに貼り直したのかな?


待つこと少し。


途中、いろんな思いがわいてくるんだよね。
紆余曲折、とうとうここまで来たよ、的な…
そして、何故か泣けてくる…
西村がこれから目を通す書類はリアルに裁判所へ提出する書類。言ってみれば「裁判の書類」です。
あ、言っときますが、自己破産も立派な「裁判」です。六法にもある通り、「口頭弁論を経ずに開始できる」という裁判ね。だって「裁判所へ申立をして裁判官にジャッジされる」わけだからね、裁判なんだよ。実際、「裁判手続き」って、これまた六法に書いてあるし。自己破産だけじゃなくて、民事再生(個人再生)もだよ。
「裁判」って聞くと、
「原告は訴状の通り、陳述しますか?」
「はい、陳述します」
「被告は答弁書の通り、陳述しますか?」
「はい、陳述します」
第1回口頭弁論開始…
っていうシナリオになるけどね。
まあ、その部分がない、ってだけね。
西村の代わりに陳述してくれるのは陳述書。
そして、弁護士さんが裁判所へ説明を入れるのが「弁護活動」だよ。
自己破産や民事再生は「口頭弁論のない裁判」だよ。「裁判手続きによる債務整理」だよ。
意外?
西村も最初は「え?!?!さいばん?!?!」って思ってたからね。


しばらくすると、担当の事務の人が書類を持って相談室に入って来た。
事務の人「西村さん、こんにちは。ご来所、ありがとうございます」
西村「あ、いつもお世話になってます。宜しくお願いします」(ペコリ)
こんな感じでいよいよ「第一歩」が始まる…
「早速ですが…」
と事務の人はたくさんの書類をテーブルの上に置いていく。クリアファイル3冊くらいあったよ。
その一番上にある書類に西村の目が留まった。
「破産・免責申立書(同時廃止)」
って書いてあるよ。
(一応、裁判関係なので、画像ないよ)
それを見たとたん、ヘタレな西村は怖くなってしまった。とうとう、やるんだ申立。
西村「なんか、怖いです……」
そして、案の定、泣き出してしまったの。
事務の人「大丈夫。大丈夫ですよ」
西村「でも、申立だなんて怖いです…」
事務の人「言葉が重いからね…でも大丈夫ですから」
そう言って、いつものように寄り添う姿勢を見せてくれる事務の人。
西村「ごめんなさい…」
事務の人「落ち着いてくださいね。深呼吸しましょう」
西村「は…はい…」
ほんとにおバカなクライアントで申し訳ない。西村が不要な恐れを抱かずに自己破産の手続きに臨めるように弁護士さんと一緒に寄り添ってくださる姿勢には感謝しかありません。
少しして、
事務の人「大丈夫ですか?」
西村「大丈夫です。頑張ります」
事務の人「では、始めましょう」


改めましてで膨大な書類。
破産・免責申立書に始まって、西村が提出したボロ車の車検証のコピーやら住民票やら病院の領収書やら…
「ご自宅の登記、こちらで謄本を取らせていただきました。無資産証明書が出せない県だと聞いていたので、登記謄本をもって『申立人の財産じゃないです』を証明します」
そうなんです。西村の居住する県は無資産証明書は発行していないんです。東京地裁に申立をする人なんかだと提出するんだろうけどね。
役所の職員に言ったけど、
「他にもそういう人が居ますが、うちの県では発行していないんです」
の一点張り。
(でも、西村と同じ事を役所に申し出る、なんて、破産手続なのかな?)
だから、この場合は土地の登記謄本を提出してそれが「申立人名義ではない」という証明にするんです。ま、「動かぬ証拠」ですよね。
因みに西村家の不動産は、土地→父名義、家本体→弟名義で、西村本人が登記簿に名を連ねるものは一切存在しません。
つまり、「失うもの」は何もないんです。
西村はこれを「無所有の幸い」と呼んでおります。
「無所有」であるからこそ、固定資産税も払わなくていいご身分だもんね。


あと、車は初年度登録が8年前の軽自動車。資産価値はゼロ。堂々と「自由財産」になってくれます。(関西では一部の車両を除き、初年度登録年月で資産価値を決めるんです)
まあ、「一年落ちで購入したこと」「7年前に購入してローンは完済してること」「その時の債権者名」は訊かれましたが。


かつては「ちょっとだけ価値が自由財産の規定オーバーよ」って場合に「按分弁済」という制度があったのよね。まあ、これはオーバーしてるのが例えば数万円なら「オーバーしている財産の価値分を積み立てる」という方法を取って同時廃止にしてたんだよね。例として車の価値が23万円なら自由財産の「20万円基準」を少しオーバーしてるから「23万円を裁判所へ積み立て差し出す」という方法を取って同時廃止。
でも、現在では最後までこの制度を採用していた大阪地裁も平成29年9月末で按分弁済を廃止、日本で按分弁済を採用している裁判所はゼロになった。20万円基準を超える財産が一個でもあれば、問答無用で管財事件になります。
まあ、「自由財産拡張申立」ってのはやれるけど、「申立人、若しくは申立人の家族が使用するんだけど障がい者向けの改造がしてあって通院の移動に欠くことが出来ない」などの理由がないとダメですが…
いずれにせよ、この自由財産拡張申立をする為には管財事件にしなければなりません。


んで、西村の場合はこれまた無関係。
世間様から見れば「みすぼらしい」部分が自己破産では「強み」になるのね。なんだか複雑…


お次。


待ってました、陳述書。
事務の人が読み上げていくので一緒に目を通しながら「それでOK」かを確認するのよ。
西村ね、この陳述書の仕上がり具合に弁護士さんの「弁護士は申立人の味方です」っていうスタンスを強く感じたよ。
「書かれていたこと」の大体。
・申立人は非正規労働者で離婚歴もあり、家人より「そのような者は人に非ず」と罵倒されている
・精神疾患に罹患しており、判断力の欠如から負債の計算が出来ない、或いは極めて困難であった
・和服販売店では、申立人の精神疾患の故の弱点につけ込む形で過量販売がなされ、申立人は判断力の低下と購入取り消しの連絡をする等の行動に出る事が極めて困難であった
・精神疾患罹患当時の借入は家人がさせた
・過量販売で購入を迫られた物品は査定の結果、どれも数千円しか査定額がつかなかったし、販売店サイドも退去妨害や契約強要で申立人の帰宅を妨害し、強く出られない申立人を精神的に更に追い込んで購入を次々と強要した
・返済は有用の資を限度ギリギリまで抑えてまで努力していた
・私的整理(任意整理)をもって返済をしようとしたが不可能だった
・家人がクソ(ごめんなさい、ここは西村の言葉で書いてます)とにかくクソな機能不全家庭で肩身がせまい生活を強いられている
・頼れる者は皆無


…とまあ、ボロクソレベルで仕上げられていて、不謹慎ながら笑えてしまうレベルで別の意味でびっくりでした。まあ、事実に変わりはないんですけどね。
Twitterのフォロワーさんの自己破産体験者の人が「陳述書を見ると気分が重くなるかも」ってリプライくれていたけど、ごめんなさい、西村は嬉しかったです。
西村が「機能不全家庭の住人で精神疾患持ち」っていうミジメさも、弁護士さんの手にかかるとこんなに真面目にボロクソなのね。
これが如何に裁判官の心証に訴求できるか、を弁護士さんは経験則からよくご存知なんですね。


一通り、書類に目を通すと、事務の人から
「提出書類の内容は事実であり、虚偽の申告はありません」
という書類を渡されて、そこに署名捺印したよ。
あと、「訴訟委任状」も新しいやつに署名捺印したよ。
西村の自己破産は「弁護士法人」に受任してもらってるからね、本部(東京)の弁護士さんが増えたからそれで書き直しだったみたい。
まあ、「申立代理人」として大阪事務所の所長弁護士さんの名前が代表する形で書いてあったよ。だって、西村に自己破産を勧めたの、所長弁護士さんだもん。(弁護士さんの世界では、所長弁護士は『ボス弁』というのだそうです)




↑こんなの貰ったよ。自己破産手続きの流れ。
西村の乱筆で書き込みがしてあるのはご愛嬌。


あと、裁判所が追加で終始表の提出を要求する事がある、とのことで、家計簿の記入は継続するよう指示されました。




↑これね。関西の地方裁判所が指定する書式の家計収支表です。申立書と一緒に出したやつと同じものです。


気になってた「弁護士さんからの重要事項」は…
・管財事件になった場合、管財人に郵便物が転送され、中身を確認される
・自己破産手続きを行うことにより、一部職業に制限がかかること(西村はこれは無関係です)
・裁判所が指定する期日に出廷すること
などなど、どっちかと言うと「確認事項」的な感じで、これも「OKサイン」したよ。
怒られなくて、ホッとした…(まあ、怒られるような事は何もしていませんが)


あと、「保証人のついている負債は本当にないか」「担保や抵当がとられてる負債はないか」「誰かの保証人になっていないか」「租税の滞納は本当にないか」などの再確認が入りました。
大丈夫です。そういうのはありません。


あと、通帳のコピーも提出するんだけど、某マルチ商法の会社からの引き落としが、殆ど入出金をしていないゆうちょ銀行の口座にあったのを突っ込まれたぐらいかな?まあ、もうかれこれ8年前のだし、(西村はゆうちょ銀行の口座の入出金を殆どしていないため、まだ履歴が残っているのだ)既にやめていること、西村はアップラインではないことも説明したよ。
裁判所はマルチ商法を良く思わないんです。しかも、これで負債が増えてたとすれば、心証も悪くなるそうな…
大丈夫です。義理で一年間だけ友達に頼まれて会員していて、自分の物を数点購入していただけですから。
あと、ドメインの更新代を引き落としてる業者名がちょっとけったい(関西弁で奇妙な)名前の業者名だったんで、これも訊かれたから
「いつぞや、許可を申し出たドメインの更新代です」
と説明してOK出たよ。よかった。


西村、よく頑張りました。
誰も褒めてくれないから、自分で褒めておきます。
精神疾患をかかえ、HSPでありながら、人生最大級とも言える自己破産を決意し、泣いて恐れて悲嘆して紆余曲折あったけど、漸くここまで来ました。


確認した全ての書類は月内に裁判所へ郵送されて「自己破産申立」となります。


追記: 別に西村は依頼されたわけではなかったのですが、「反省文」を直筆で書いて提出しました。とにかく、謙虚な姿勢と今後はこのようなことは二度としないよう、質素倹約、身の丈に合った生活を送る所存…というのを訴求する内容で。
過去に閲覧した自己破産体験者のブログやYouTubeで「反省文を出してください」って言われた、というのを見たので、自発的に。
「なかなか自発的に書いてくれる申立人は居ないんですよ。これも提出しますね。西村さんはとても真っ直ぐな人ですね」
と弁護士さんからの褒め言葉。
どうやら、西村はレアケースなようです。レターケースではありません。レアケースです。


いよいよ申立。
ニュー・スタートの扉を開けるよ!





プロフィール

西村ロベルタ

Author:西村ロベルタ
毛皮、動物実験、娯楽の為の動物利用、殺処分など、この世は関心を持たなければ分からない事がたくさんあります。「いつもの視点」を少し変えてみて下さい。
菜食主義者。

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